週末に秋葉原周辺を歩きまわってみたのだが、昨今、国内のストリート市場では“充電用のUSBケーブル”にはあまり変わり種の新種は登場していないようだ。
数年前とは違い、スマーとフォンやタブレットユーザーの多くが特段マニア層ではなく、ごく普通のユーザーに移ってきていることの証明なのかもしれない。
スマホなどのICT市場以外でもそれらの変化はすでに起きている。国内市場ではユニクロ、IKEA、MUJIなどに代表される“みんなと同じが一番いい”という、セグメントから大きく外れない横並び感覚が蔓延しているようにも感じる。
そして、個性的なモノや無駄な機能、ジョーク的商品に対価を見い出せなくなってきているようだ。
市場のドラスティックな変化はガジェット大好きの筆者から見れば少し寂しい感じもする。その点、遅れているのか進んでいるのかは分からないが、ユーザーの層が厚い米国市場では、相変わらず充電用のUSBケーブルなどのガジェット的商品にも怪しい企画者が入れ替わり立ち代わり現われ、個性的な商品がいろいろ登場してきている。
そんな時、海外のウェブで、顧客から資金を募り、ノマドワーカー向けのUSB充電ケーブルだけを企画販売している米国のNomad Goodsというおかしな企画集団を知り、昨年秋に最初の商品である「CHARGECARD」という充電ケーブルカードを購入した。
それから半年、今回米国から届いたのはCHARGECARDの機能をミニマムに縮小した「CHARGEKEY」(チャージキー)という新商品だった。
超軽量なので、米国内ではフラットな紙パッケージに入れられ郵便物として直接顧客に届けられているようだ。注文時には、日本国内に直送してくれるかどうか分からなかったので、今回はシアトルに住む友人経由でゲットした。
実用性を突き詰めたUSBケーブル「CHARGEKEY」
CHARGEKEYは引っ張りやねじりにも強い極めてフレキシブルなラバー製で、キーホルダーなどにぶら下げて鍵と一緒に持ち歩けて、どこでも活用できるという位置づけの商品だ。
半分以上は道楽なのだが、筆者は、国内外ウェブを問わず、何か面白そうなUSB充電ケーブルを見つけたら必ず購入している。
すでに何十本というUSB充電ケーブルをコレクションしてはいるが、今回のCHARGEKEYは一見してそれほどガジェット色を感じない極めて真っ当で真面目な商品だった。
ミニマムサイズのUSB充電ケーブルにトライするなら、秋葉原でも簡単に入手できる複数のUSBプラグの変換アダプターとUSB/AC充電器を上手く組み合わせることで、超個性的な充電スタイルを作ることもできる。
「戦略的衝動買い」とは?
そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。
それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである(連載目次はこちら)。
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