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「HBase」の遅延を取り除き、スループットを4~10倍に高速化

エンタープライズ向けHadoop「MapR M7」の最新版リリース

2013年10月30日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 エンタープライズ向けHadoopディストリビューション「MapR」を開発するマップアール・テクノロジーズは10月29日、最上位エディション「MapR」の最新リリースを発表した。すでにダウンロード提供を開始している。

 MapRはオープンソースソフトウェア(OSS)の「Apache Hadoop」をベースに、エンタープライズ向けの信頼性やパフォーマンス、管理性の実現を目的として開発されたHadoopディストリビューション。無償エディション(M3)と有償エディション(M5、M7)があるが、M7ではNoSQLデータベース「HBase」が機能強化、高速化されている。

 今回の最新M7リリースでは、「HBaseにおいて局所的に発生する遅延を取り除き、アプリケーションのスループットを4倍~10倍にまで高めることが可能になる」と説明されている。

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