秋葉原の裏通りを歩いていて懐かしいファミリーコンピュータのゲームコントローラーに似たBluetooth対応ゲームパッドを発見した。
1983年に登場した任天堂ファミリーコンピュータ(ファミコン)には、かって家族全員がハマってしまい、一時は複数世代機のハードウエア本体が5台、ゲームカートリッジが300個を超えた時期もあったが、今はもう何も残っていない。
個々のゲームの秀逸さはもとより、ファミコンのもう1つの特徴はゲームUIの神様とも言えるあの無駄のないミニマムなコントローラーだろう。テレビのリモコンからiPhoneケース、名刺ケースまで数多くの非関連商品までそのオマージュ商品は拡大した。
ファミコンの発売からちょうど30周年に当たる今年、iOSやAndroid、Windows搭載パソコンと連携して動作するBluetooth対応の「FC30 GAME CONTROLLER」(以降FC30)が発売された。
FC30もそんなオマージュ商品の1つだろうと思うが、正規のライセンス商品ではないようなので、何か問題があっても筆者も編集部も一切の責任は負えない。個人のリスクとなるので注意してほしい。
使うのはゲームではなくプレゼンテーション
販売しているのは香港に本拠を置く「8Bitdo Tech」という会社だ。Androidスマホならrootを取ったり、iOS系のスマホなら“Jailbreak”を行ない、同社のウェブサイトからダウンロードしたアプリを導入すれば、タッチスクリーン型のゲームのエミュレーションもできるようだ。
スマホ系に限らず、最近はほとんどゲームをしなくなった筆者が一番やりたかったのは、PDF化したプレゼンテーションファイルのスライドショー操作だった。
さて、まずは中身を見てみよう。なかなかデラックスなFC30のパッケージを開くと、FC30本体と、本体にくっついたプロテクターのように見えるスマホスタンド、FC30の充電やWindows PCと接続して画面操作を行なうmicroUSBケーブル、ファミコン30週年を祝福するメダルキーリングの4つが出てくる。
コントローラーは、一見したところ、デザイン的にはオリジナル版ファミコンのコントローラーにそっくりだ。本体表面の左から、お約束の十字カーソル、SELECTボタン、STARTボタンと並んでいるが、その右横の丸いボタンはオリジナルのA、Bボタンの2個から4個(A、B、X、Y)に変更され、側面底部にも左右2個のトリガーボタンが拡張されている。
FC30本体には480mAhのリチウムイオン充電池が内蔵されており、親機であるスマホやWindowsパソコンとはBluetooth無線と有線のUSBケーブルの2つの接続方法がサポートされている。
パワースイッチ兼用のSTARTボタンの長押しでBluetooth接続の準備に入り、スマホ側との交信によりFC30はワイヤレスキーボードとしてBluetooth接続が確立する。
付属のスタンドはさまざまなスマホやファブレット、タブレットに上手く対応しており、筆者所有の「Xperia Z Ultra」や「GALAXY S4」「ASUS FonePad」「Nexus7」はいずれも適度な角度をキープして安定して保持できた。
FC30はこの無線接続状態で、期待通り、スマホ上の複数のホーム画面の横スクロールやアプリアイコンの選択、アプリの起動、一つ前のメニューに戻るなどのほとんどの操作を行なうことができた。
「戦略的衝動買い」とは?
そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。
それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである(連載目次はこちら)。
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