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T教授の「戦略的衝動買い」 第258回

子供の味方か? キッズタブレット「MEEP!」を衝動買い

2013年08月28日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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シニア用とキッズ用のスマートデバイスはこれからの旬のアイテムだ

シニア用とキッズ用のスマートデバイスはこれからの旬のアイテムだ

 ふらっと出かけた横浜の新しいショッピングセンター「MARK IS みなとみらい」内の「トイザらス」で、この春、日本国内でも鳴り物入りで発表されたキッズ用タブレット「MEEP!」(ミープ)を衝動買いした。

 事前にお断りしておくが、筆者はこのキッズ用タブレットの対象年齢である6歳以上の子供や孫がいるわけではない。購入した理由は、MEEP!という子供専用タブレットへの単純な興味と、保護者の遠隔操作にてアクセス・コントロールのできるペアレンタルコントロールの仕組にも極めて強い関心を持ったからだ。

キッズタブレットとしてはなかなか豪華!?

玩具的なイメージを全面に押し出したパッケージ

玩具的なイメージを全面に押し出したパッケージ

 MEEP!は米国Oregon Scientific製のタブレット端末で、昨年9月に米国で発売されたAndroid 4.0で動作する話題のキッズ用タブレットだ。1.0GHzの「Cortex A8」プロセッサ搭載を搭載し、512MB RAM、4GBの内蔵ストレージに加えて容量32GB までのmicroSDカードに対応したmicroSDカードスロットを搭載。

 800×480ドットのディスプレーは感圧式タッチパネルを搭載し、30万画素のカメラ、HDMI出力、加速度センサー、ステレオスピーカーやマイクロフォンなども内蔵している。

パッケージの中身は、本体、取説、保証書、ACアダプター、miniUSBケーブル

パッケージの中身は、本体、取説、保証書、ACアダプター、miniUSBケーブル

シリコンのジャケットはラフに扱っても本体を保護してくれる上、着脱もできる。筆者の購入したオレンジのほかに、ブルーとピンクがあり、兄弟で色分けが可能

シリコンのジャケットはラフに扱っても本体を保護してくれる上、着脱もできる。筆者の購入したオレンジのほかに、ブルーとピンクがあり、兄弟などで色分けが可能

 パッケージを開くと、本体と取説、保証書、ACアダプター、スタートガイド、miniUSBショートケーブル(MEEP!をPC接続してマスストレージとして使用するため)が出てくる。MEEP!は購入時に任意のカラーシリコン製のカバーに覆われているが、取り外すことも簡単だ。

かなり押しにくいスライド型のパワースイッチ(左)とステータスLEDライト

かなり押しにくいスライド型のパワースイッチ(左)とステータスLEDライト

microSDカードは32GBまでサポート。音楽や映像のコンテンツはMEEP!が自動認識する

microSDカードは32GBまでサポート。音楽や映像のコンテンツはMEEP!が自動認識する

端子類。左からステレオヘッドフォン、マイクロフォン、AC入力、miniUSB、HDMIが並ぶ

端子類。左からステレオヘッドフォン、マイクロフォン、AC入力、miniUSB、HDMIが並ぶ

機能的にリッチでデュラブル(丈夫)なゆえ、キッズタブレットなのに、重量は500gを越えてしまっている

機能的にリッチでデュラブルなゆえ、キッズタブレットなのに、重量は500gを越えてしまっている

 本体には、電源スイッチ、ステレオ・イヤフォン出力端子、外部マイク入力端子、AC入力端子、miniUSB端子、HDMI出力端子が搭載されている。キッズタブレットとしてはなかなかリッチな構成で、お陰で本体保護用のシリコンカバーを含めると、実測で500gを軽く越えてしまう重量だ。


「戦略的衝動買い」とは?

 そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。

 それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである(連載目次はこちら)。

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