NECは6月4日、ビジネス向けPC「Mate」シリーズ「タイプME」および「タイプMB」の新モデルを発売した。
両モデルとも第4世代のHaswellアーキテクチャー採用CPUを搭載している。
ミラーリング機能も選択できる「タイプME」
ハイエンドモデルとなるタイプMEは、省スペース筐体はそのままに、ハードウェアスペックやインターフェースが見直された。
USB 3.0端子の数が4つへと倍増したほか、新たにPCI Express × 1端子を2系統搭載。拡張性を求めるユーザーの声に応えたという。
CPUはCore i7-4770、Core i5-4670、Core i5-4570から選択可能で、OSはWindows 8 64bitおよびWindows 7 Professional 64bit/32bitから選択できる。
メモリー容量は2GB、4GB、8GB、16GBから、ストレージは500GB HDDや128GB SSDなど数種のオプションからユーザーの要望に合わせた構成が選べる。HDDを2台搭載し、片方でバックアップを取りながら作業できる「ミラーリング構成」も用意される。
最小構成価格は15万6000円だ。
PCI Express × 16搭載の「タイプMB」
スタンダードモデルに位置づけられるタイプMBは、筐体デザインを刷新し、新たにPCI Express × 16端子を採用した。ユーザー側で任意のグラフィックカードなどを搭載可能だ。
また、従来のDVI-D端子を廃し、Display Portを1系統搭載。DVI-D端子への変換アダプターが付属し、ユーザーの好みに合った液晶ディスプレーを使用できる。RGB端子とDisplay Portの同時接続にも対応し、デュアルディスプレーでの運用も可能だ。
CPUはCore i7-4770、Core i5-4570より選択でき、OSはWindows 8 64bitおよびWindows 7 Professional 64bit/32bitより選択可能。
メモリーは2GB、4GB、8GB、16GBから、ストレージは128GB SSDや250GB HDD、500GB HDDなどから、ユーザーの要望に合わせたカスタマイズが可能だ。価格は最小構成で14万3000円となっている。