このページの本文へ

3つのラインナップで拠点間やデータセンター間接続を実現

日商エレ、広域L2サービス「ZETA Ether」を6月に開始

2013年04月18日 13時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 4月17日、日商エレクトロニクス(以下、日商エレ)と、日商エレのグループ会社であるエヌシーアイは、ネットワークサービス「ZETA Ether(ゼタイーサ)」を6月1日より開始することを発表した。データセンター間やユーザー拠点間で大容量・低価格なネットワークで接続できるという。

 ZETA Etherでは、日商エレとエヌシーアイが運営する石狩・横浜・大阪のデータセンター間を10Gbps回線で接続するとともに、全国主要箇所にアクセスポイントを持つ大容量L2網を組み合わせた広域のL2ネットワークで構成される。このネットワークを用い、データセンター間、ユーザー拠点間などでセキュアなWANを構築し、低価格で運用できるという。

データセンター間と拠点間を高速につなぐ

 ZETA Etherでは、「ZETA Ether Internet」、「ZETA Ether Private Ethernet」、「ZETA Ether VPN」の3つのラインナップを展開する。

ZETA Ether Internet
石狩・横浜・大阪の各データセンターにて「ZETA Cloud」シリーズおよびハウジングサービスを利用する顧客に対し、高品質なインターネット回線を提供するサービス。低遅延で、高速、IPv4/IPv6デュアルスタックに対応といった特徴があるほか、24時間365日の保守体制を持つ。
ZETA Ether Private Ethernet
ユーザー拠点間の接続や石狩・横浜・大阪の各データセンターへの接続など、幅広く利用できるセキュアな専用回線を提供するサービス。全国主要都市にZETA Etherのネットワークへのアクセスポイントを設置。各拠点をフルメッシュに接続することにより、N対Nの通信ネットワークを実現する。顧客ごとに分離されたセキュアなネットワークで、マルチプロトコルに対応する。
ZETA Ether VPN
ユーザーが利用中の回線に、セキュアなインターネットVPN機能を付加する機器をレンタルするサービス。ZETA Etherのネットワーク網内に暗号化したトンネルを構築し、仮想的な閉域ネットワークで通信を行なえる。VPNルーターにケーブルを挿すだけで利用が開始。

■関連サイト

カテゴリートップへ

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード