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グーグル、iPhone向け「Google マップ」を公開

2012年12月13日 16時00分更新

文● 大河原克行

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 グーグルは、iPhoneなどiOSデバイス向け「Google マップ」を、App Storeを通じて今日から提供を開始した。すでに、午後1時30分時点で、すでに公開されている。40カ国以上を対象に展開し、日本語、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、中国語など29言語にサポートしている。

iPhone向けGoogle マップのアイコン

 グーグルの牧田信弘プロダクトマネージャーは、「iPhone版のGoogle マップは、ベクターベースの地図であり、シンプルなUIになっている点が特徴。マップの正確さ、ローカルでの使いやすさを実現するとともに、乗り換え案内にも対応したアプリケーション。ユーザーが欲しい情報をより速く、より簡単に見つけられる。ぜひiPhoneユーザーにダウンロードしてもらい使ってもらいたい」としたほか、「今後は、新たなインターフェースを、あらゆるデバイス、OSにとらわれず提供していく。他のデバイス向けにも、今回のiPhone版と同じようなユーザーエクスペリエンスを提供していくことになる」とした。

グーグルの牧田信弘プロダクトマネージャー

 iOS 5.1 以上に対応。iPadでも利用が可能であり、第4世代のiPod touchにも対応している。

Google Maps App
価格無料 作者Google, Inc.
バージョン1.0 ファイル容量6.7 MB
対応デバイスiPhone 3GS以降、iPod touch(第3世代以降)、iPadシリーズ 対応OSiOS 5.1以降

シンプルな画面デザインを新たに採用

 iPhone向けGoogle マップは、シンプルな画面デザインを新たに採用。端末の小さなウィンドウ内でも地図をできる限り広く表示し、直感的に地図を利用できるようにしたという。

地図の表示画面

3Dによる立体的な地図表示が可能

検索画面では検索した履歴を表示し、タップして利用できる

検索画面で店の名前などを入力する

検索結果を地図上に表示する

 検索窓を画面上部に表示するとともに、各種情報を網羅する「情報シート」を画面下部に表示。いつでもスワイプひとつで情報を呼び出せる。

 近くの店舗を探す際にも、ローカル検索で店名を検索するだけで、店舗の位置にピンが表示され、情報シートには住所をはじめ、電話番号やレビュー、ストリートビュー、おみせフォトが一覧で表示される。

情報シートでは、店舗の情報などを表示するとともに、通話、保存、共有、ストリートビューでの表示などが可能

おみせフォトでは店内の様子も見ることができる。好きな席を予約するときに便利

ユーザーからの投稿も同じページから見ることができる

共有ではメッセージ、メールなどが表示可能

ストリートビューをワンタップで閲覧できる

カテゴリーでの検索。「ワインバー」で検索すると該当する候補を地図上に表示

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