11月7日、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズはセキュリティゲートウェイの大規模環境向けアプライアンス「Check Point 21600 Appliance」を発表した。
この21600 Applianceは、チェック・ポイントの「Software Bladeアーキテクチャ」をベースとしており、現在および将来の要件に合わせてプラットフォームを拡張できる。このアーキテクチャでは、Software Bladeのあらゆる組み合わせ(Firewall、VPN、IPS、Application Control、Mobile Access、Data Loss Prevention、Anti-Bot、Identity Awareness、URL Filtering、Anti-spam、Antivirus、Advanced Networking、Acceleration &Clusteringなど)を単一の統合ゲートウェイに集約可能という。
21600 Applianceは同社のマルチコア技術およびセキュリティアクセラレーション技術を活用した「Security Acceleration Module」を利用でき、5マイクロ秒以下の遅延を実現するほか、ファイアウォールスループットが75Gbpsから110Gbpsに向上。同社の性能指標「SecurityPower Unit(SPU)」では従来比30%のパフォーマンス増を実現。すべてのSoftware Bladeを最大限に活用できるよう設計されており、大規模企業やデータセンターにおいて業界最高水準のセキュリティとパフォーマンスを実現するとしている。