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さらなるブラッシュアップにも期待

WiMAX&全部入りで薄型のau「ARROWS Z」はやっぱり魅力的

2011年12月29日 12時00分更新

文● オカモト/ASCII.jp編集部

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日本語入力プログラムは手書きも可能
ブラウザーの拡大縮小はやや違和感あり

 ソフトウェア面では、ATOKをベースにした「NX!input」がユニークである。テンキーやQWERTYキーを表示している状態でも、そのまま手書きで文字を描けば、文字を認識して入力が可能だ。ただし、この手書き入力はフリック入力とは共存できない。

独自の日本語入力は手書きに対応

 全体的な操作感はデュアルCPUを搭載しているだけあって、基本的には快適。標準ブラウザーでの拡大縮小操作も、動き自体はまずまず。拡大途中は文字の描写が省かれて、指を離してからスムージングされた文字が描かれるタイプ。逆に縮小表示の途中は元の表示エリアのみが縮小されて表示される。

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 カメラ機能も強力で1310万画素の裏面照射型CMOSを採用する。今回は夜景の撮影のみ試してみたが、一般的なスマホ搭載カメラとの性能差は実感できた。

夜景を撮影したのだが、なかなか好感触

シーン選択やエフェクト類は豊富

 WiMAXの感度には、特にこれといった印象を受けなかった。ただ、テザリング機能を利用したときの通信速度を、WiMAX機能内蔵のノートPC(ThinkPad X200s)とモバイルルーター「Aterm WM3500R」と比較したところ、測定誤差レベル以上の差はほぼなかった(中野区の自宅の環境でいずれも下りが約8Mbps程度)。つまり、スマホとしては十分な性能を持っていると考えていいのではないだろうか。

本文中では説明しなかったが、個人的に便利と感じたのが、画面の明るさを自動調整にしつつ、どのくらいの明るさで自動調整するかを設定できる点

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