総額5万円のAMDオンリーPCの実力はいかに?
CPU | A6-3650 | 約1万500円 |
---|---|---|
マザーボード | A75MA-P35 | 約7000円 |
メモリー | AD3U1333C4G9-2(4GB×2) | 約2700円 |
SSD | AS510S3-120GM-C(120GB) | 約1万2500円 |
PCケース | TEMJIN SST-TJ08B-E | 約1万円 |
電源 | ZUMAX ZU-525N | 約5000円 |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | 約2000円 |
合計金額 | 約4万9700円 |
ここまでに紹介した構成では、パーツの総額は約4万9700円。ギリギリ5万円を切る計算で、価格面では目的をクリアしたことになる。それでは気になる性能をチェックしていくことにしよう。「2011年度版5万円PC」の実力はどのようなものだろうか。
Windowsエクスペリエンスインデックス
まずは、おなじみのWindowsエクスペリエンスインデックスにて、おおまかな基本性能を確認してみよう。
スコアを確認すると、CPU、メモリー、プライマリHDDはいずれも「7.0」を超え、最も低いグラフィックスも「5.8」を記録するなど、5万円で組んだPCとは思えないほど基本性能は高い。特にSSDを採用した効果は大きく、実際にテストをしていても、「サクサク動作するな」という印象だった。
DiRT3ベンチマーク
基本性能が確認できたところで、ここからはゲーム系のベンチマークテストを使い、内蔵GPUでどの程度のグラフィックス性能があるのかを確認していくこう。まずは初回限定パッケージにダウンロードチケットが添付されていた「DiRT3」だ。計測した解像度は800×600ドット、1280×720ドット、1920×1200ドットの3パターン。それ以外の設定は初期設定のままとした。
さすがに1920×1200ドットの高解像度では「9.32fps」と厳しい結果となったが、800×600ドットでは「39.54fps」、HD画質の1280×720ドットでも「30.41fps」と、ゲームを遊ぶ際の目安である30fpsを超えている。内蔵グラフィック機能にも関わらず、DirectX 11世代のゲームが遊べるパフォーマンスを実現しているのは素直に驚きだ。
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