本日24日に正式発表されたNVIDIAのハイエンドデュアルGPU「GeForce GTX 590」。秋葉原では明日25日から、ZOTAC製の「ZT-50501-10P」の販売がスタートする。
同GPUについては、「GeForce GTX 590」は最強GPUの座を奪い返せるのか?に詳しいのでそちらを参照していただくとして、ここでは簡単なスペックを確認しておく。製品は1枚のPCB上には2基の「GeForce GTX 580」を搭載したような形状で、基本スペックも2枚分となるもの。
製造プロセスは40nm、CUDAプロセッサ数(≒ストリーミングプロセッサ数)は512基×2、コア/シェーダー/メモリクロックは順に607MHz/1215MHz/3414MHz(GTX 580は772MHz/1544MHz/4008MHz)。メモリタイプはGDDR5、メモリインターフェイスは384bitで、DirectX 11対応、搭載メモリは1536MB×2、ブラケット部はDual-Link DVI-I×3とMiniDisplayPorとなる。また、TDPは365WでPCI Express補助電源は8ピン+8ピン仕様となっている。
その他のトピックとしては、3系統のDVI-Iを使った3画面同時出力機能が挙げられる。3D環境の「NVIDIA 3D Vision Surround」、もしくは非3Dの3画面環境「NVIDIA Surrond」をサポートし、ハイエンドゲーマーは大迫力でのプレイが可能となる。
搭載モデル第1弾となるZOTAC製「ZT-50501-10P」は、リファレンスデザイン準拠の製品で、スペックは前述の通り。
明日から販売予定のショップおよび販売価格は以下の通り。9万円オーバーとなるハイエンドカードで、初回の流通量は少なめといえそうだ。
価格 | ショップ |
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「ZT-50501-10P」 | |
¥92,800 | アーク ソフマップリユース総合館 |
¥94,770 | ドスパラ パーツ館 |
¥94,800 | クレバリー1号店 |
¥95,770 | フェイス秋葉原本店 |
¥95,800 | TWOTOP秋葉原本店 |