年越しの前に新作チェック！　新春アニメ大特集！【第2春】

2009年12月30日 18時00分更新

文● コンテンツ計画

あの男が帰ってくる……
「COBRA THE ANIMATION」

（C）2008 BUICHI TERASAWA/A-GIRL RIGHTS/GUILD PROJECT

作品解説
　今年30周年を迎えた左腕にサイコガンを持つ不死身の男・コブラの活躍を描く「COBRA」は、寺沢武一原作のSF漫画。1982年7月に劇場用アニメ映画「コブラ SPACE ADVENTURE」が公開され、同年10月からは「スペースコブラ」というタイトルでTVアニメーション化もされた。
　本作は30周年の記念として、原作では映像化されていなかったエピソードから「ザ・サイコガン」（全4巻）、「タイム・ドライブ」（全2巻）がそれぞれOVA化されたのに引き続き、「スペースコブラ」から実に27年ぶりにTVアニメーション化される。
　気になるキャスト陣だが、声優としてだけでなく俳優としても数々の作品に出演している内田直哉がコブラを務めるほか、82年の映画からレディの声を担当してきた榊原良子が本作もコブラの相棒レディ。また、坂本真綾がヒロイン・シークレットを担当する。

（C）2008 BUICHI TERASAWA/A-GIRL RIGHTS/GUILD PROJECT

あらすじ
　左腕に銃“サイコガン”を持つ不死身の男・コブラは、ライブ・メタルに身を包むアーマロイド・レディと共に愛機タートル号で銀河中を駆け巡る、正統派の宇宙海賊。しかし、銀河パトロールから海賊として追われているだけでなく、海賊ギルドからは敵として狙われる。途方もない額の賞金がかけられ、死んだとも噂されていたが、コブラは顔を変えて生きていた。
　クリスマスイヴの金星でのんびりと車を走らせていたコブラの前に、海賊ギルドに追われて疾走するトラックが衝突した。トラックに乗っていたのは、コブラのかつての恋人・ドミニクに生き写しの美女・シークレットだった。
　シークレットから“シバの鍵”をガロン星に届けて欲しいと言われたコブラは、海賊ギルドの飛行メカをサイコガンで撃破。しかし、その破片の下敷きとなってしまったコブラは重傷を負ってしまい、病院に運ばれてしまう。だが、一緒に運び込まれたシークレットと“シバの鍵”を狙って、海賊ギルドの女戦士・ブラックボーンに襲われてしまった。
　シークレットを狙っているのが宿敵・海賊ギルドだと知ったコブラは、彼女を守って戦うことになるのだが……。

スタッフ
原作：寺沢武一
監督：清水恵蔵
シリーズ演出：熨斗谷充孝
シリーズ構成：小出一巳
脚本：植田浩二、末永光代
キャラクターデザイン：清水恵蔵、山本径子、桝井一平
総作画監督：山本径子、小林ゆかり
音楽：池瀬広
美術監督：河野次郎
メカニックデザイン：三浦洋祐
色彩設計：森嶌一美、猪又菜美
撮影監督：中村圭介
編集：森田清次
音響監督：加藤敏
選曲：合田麻衣子
音響効果：横山正和
音響制作：東北新社
アニメーション・プロデューサー：出﨑哲
制作プロデューサー：三上鉄男、小出一巳
アニメーション制作：マジックバス

オープニングテーマ　未定
エンディングテーマ　未定