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ICH10や新しいギガビットEthernetインターフェイスにも対応

Turbolinux 11 Server、セキュリティ向上のサービスパック

2009年12月15日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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サービスパックが提供されたサーバー用ディストリビューション「Turbolinux 11 Server」

 12月14日、ターボリナックスはサーバー用Linuxディストリビューション「Turbolinux 11 Server」のアップデートプログラム「Turbolinux 11 Server サービスパック1」、「Turbolinux Appliance Server 3.0」用の「Turbolinux Appliance Server 3.0サービスパック1」の提供を開始した。

 Turbolinux 11 ServerはKernel 2.6.23を採用する、x86/x64(Intel64/AMD64)対応のサーバー用Linux。Turbolinux Appliance Serverは、Turbolinux 11 ServerをベースにSun Cobalt互換のオープンソース管理ツール「BlueQuartz」を搭載し、Webやメール、DNSなどインターネット系サーバーの各種設定/管理をWebブラウザから一元管理できるソリューション製品となる。

 今回のサービスパックでは、製品発売以降に提供されたセキュリティ更新プログラムを収録。さらに、インテルの「I/O Controller Hub 10(ICH10)」やギガビットEthernetインターフェイスといった新しいデバイスドライバの追加、最新のハードウェアを含む対応機能の拡張などが行なわれる。これにより、OSの安定性向上によるセキュリティの強化、より幅広いユーザーに利便性の高い環境を提供するという。

サービスパックの適用方法(「Turbolinux 11 Serverユーザーガイド」より)

 現在、Turbolinux 11 ServerとTurbolinux Appliance Server 3.0を運用中の管理者は、パッケージ管理システム「Turbo+」でシステムをアップデートすることにより、サービスパックと同等の機能に更新できる。

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