9月にβテストが行なわれる、“1日10分からの一年戦争”の最新作「ガンダムネットワークオペレーション3」(GNO3)の続報が届いた。ハマーン様、ついに貴方のお役に立てる日が来ました!
GNO3は、従来の一年戦争だけでなく、地球連邦軍がティターンズとエゥーゴに分裂し、ジオン軍残党のジオン共和国(第一次ネオ・ジオン)と三つ巴の戦いを繰り広げる“グリプス戦役”までを描く戦術級SLGだ。実時間で3ヵ月の間、戦争は自動的に進み、たとえログインできなくても戦果が自動的に重なっていく、そんな大人も楽しめるガンダムゲームなのだ。
さて、GNO3の発表以来、ずーっと気になっていたのが、「いつネオ・ジオンに参加できるのか? ハマーン様のために戦えるようになるのか?」ということだ。いや、むしろハマーン様のために倒れる喜びをいつ味わえるのか、と言った方がいい。
今回明らかになった情報によると、GNO3では一年戦争に相当する戦いが終わると、“デラーズ紛争”(0083)による「星の屑作戦」を経て、後半戦の新たな陣営を選べるようになる。連邦軍で始めたら「ティターンズ」か「エゥーゴ」、ジオン軍なら「エゥーゴ」か「ジオン共和国」、という具合だ(つまり、将来ネオ・ジオンに参加するには“ジオン一択”ということになる)。
Zガンダムを知らない「ファーストのみ」世代に、簡単に説明しよう。「ティターンズ」は旧連邦軍のエリート部隊が中心の一大勢力。「エゥーゴ」はそのエリート部隊に反旗を翻した組織で、クワトロ・バジーナやブライト・ノア、カミーユ・ビダンなどの主役級が名を連ねる。「ジオン共和国」は、一年戦争に敗北したジオン軍残党が、ジオン再興を目指して立ち上げた新興勢力。
それまでの味方や同じチームの同志が、ゲーム後半では敵味方に分かれることもあるわけだ。その場合でも、チームランキング等は継続して同じチームで協力できるが、MS(モビルスーツ)や補給のトレードなどアイテムの受け渡しには制限が設けられるという。詳細はまだ不明だが、チームチャットは行なえるそうなので、“二重スパイ”的な役割を演じられるかも!?
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さらに今回、Zガンダムやギャプランなどの変形MSが新たに登場するが、それらの変形ギミックも明らかになった。たとえばZガンダムの場合、MS状態では「汎用」(地上を歩いて移動するため、地形によって移動距離が変わる)だが、ウェイブライダー(モビルアーマー)状態では「万能」(宇宙も地上も飛行するため地形に関係なく一定距離を移動可能)となる。
ただし形態によって武装も変わる。MSでは近接格闘のメインウェポンであるビーム・サーベルが、MAでは使用不可となる。代わりにビーム・ガン(射撃武器)となるため、“格闘”ばかり伸ばしていたパイロットでは命中率が上がらない。なお、ビーム・ライフルとハイパー・メガランチャーは両形態で使用可能、といった具合だ。
特報!! 「ギレン総帥に聞け!」ブログパーツも配信開始
8月25日に、GNO3のブログパーツ「ギレン総帥に聞け!」が無料で配布開始された。ガンダムに関連する言葉を聞くと、ギレン・ザビ総帥があの口調で答えてくれるというもの。立てよ国民、入れよブロガー! ジーク・ジオン!!(ジーク・ジオン、ジーク・ジオン……)
現時点でこれ以上の情報(関連記事)は出てきていないが、9月のβテストを経て、さらにブラッシュアップした姿を見せてくれるに違いない。また、将来的にはZZガンダムまで登場するというから、「合体変形のギミックはどうなる?」など、まだまだ興味は尽きない。今冬の正式サービス開始まで、ガンダム魂を燃やしながら続報を待て!