4.(X)HTMLの移動
新規に(X)HTMLを追加するのではなく、既存の(X)HTML要素の出現位置も変更できます。
■(X)HTML要素内の先頭に移動
指定した(X)HTML要素を、他の要素の内部の先頭に移動したい場合は、prependTo() を利用します。prependTo() は括弧内に移動先の要素をセレクターで指定します。
▼サンプルコード(スクリプト部分)
$("strong").prependTo("p");
上記のサンプルを実行すると、strong要素をp要素の内側の先頭に移動します。
▼サンプルコード(元の(X)HTML部分)
<p>テキストテキスト</p>
<strong>先頭に移動</strong>
▼実行結果(実際のWebページ)
<p><strong>先頭に移動</strong>テキストテキスト</p>
■(X)HTML要素内の最後に移動
指定した要素を、他の要素の内部の最後に移動したい場合は、appendTo() を利用します。appendTo() も prependTo() と同様、移動先の要素をセレクターで指定します。
▼サンプルコード(スクリプト部分)
$("strong").appendTo("p");
上記のサンプルを実行すると、strong要素をp要素の内側の最後に移動します。
▼サンプルコード(元の(X)HTML部分)
<p>テキストテキスト</p>
<strong>最後に移動</strong>
▼実行結果(実際のWebページ)
<p>テキストテキスト<strong>最後に移動</strong></p>
■(X)HTML要素の前に移動
指定した要素を、他の要素の前に移動したい場合は、insertBefore() を利用します。insertBefore() は移動先の要素をセレクターで指定します。
▼サンプルコード(スクリプト部分)
$("h1").insertBefore("p");
上記のサンプルでは、h1要素をp要素の前に移動します。
▼サンプルコード(元の(X)HTML部分)
<p>テキストテキスト</p>
<h1>前に移動</h1>
▼実行結果(実際のWebページ)
<h1>前に移動</h1>
<p>テキストテキスト</p>
■(X)HTML要素の後ろに移動
指定した要素を、他の要素の後ろに移動したい場合は、insertAfter() を利用します。insertAfter() は移動先の要素をセレクターで指定します。
▼サンプルコード(スクリプト部分)
$("h1").insertAfter("p");
上記のサンプルでは、h1要素をp要素の後ろに移動します。
▼サンプルコード(元の(X)HTML部分)
<h1>後ろに移動</h1>
<p>テキストテキスト</p>
▼実行結果(実際のWebページ)
<p>テキストテキスト</p>
<h1>後ろに移動</h1>
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