ラトックシステムは本日、同社東京支店内ラトックAkibaショールームにて報道関係者向けの新製品内覧会を行なった。内覧会では国内初となるUSB 3.0に対応したインターフェースカード「REX-PEU3」、「REX-EXU3」の参考出品をはじめ、今月末発売予定のフルHD/WUXDA対応版USBマルチディスプレイアダプタ「REX-USBDVI2」を公開した。
USB 3.0対応インターフェースカード「REX-PEU3」「REX-EXU3」
内覧会で展示されたのは、PCI Express(2.0) x1に対応したUSB 3.0インターフェイスカード「REX-PEU3」と、サイズは幅が34mmのExpressCard/34に対応したUSB 3.0インターフェイスカード「REX-EXU3」の2モデル。
「REX-PEU3」は、チップにNEC「μPD720200」を採用し、2つのUSB 3.0ポートを備えるインターフェイスカード。バスパワーが最大900mA/ポートとなっている。
「REX-EXU3」は、チップにはこちらもNEC「μPD720200」を採用し、2つのUSB 3.0ポートと補助電源用のAC入力端子が搭載されるインターフェイスカード。バスパワーはACアダプター使用時に最大900mA/ポートとなる。
なお、共通する仕様は、通信速度がSS(5Gbps)/HS(480Mbps)/FS(12Mbps)/LS(1.5Mbps)。対応OSはWindows XP/Vista(64bit版対応)。もちろん、今後発売されるWindows 7にも対応予定となっている。発売は年内を予定しており、予価は1万円前後としている。
また、年内に発売される予定のインターフェースカードに合わせ5インチリムーバブルケースや3.5インチHDD外付けケース、2.5インチHDD外付けケースなどの発売も予定されている。
発売時期は、5インチリムーバブルケースと3.5インチHDD外付けケースが年内発売予定、2.5インチHDD外付けケースが来年発売予定としている。
REX-USBDVI2
フルHD/WUXDAに初めて対応したUSBマルチディスプレイアダプタ「REX-USBDVI2」の展示も行なわれた。本製品の発売は今月下旬を予定しており、価格は1万1000円。
「REX-USBDVI2」は先に登場した「REX-USBDVI」の後継上位モデルとなり、DisplayLink「DL-195」を採用することでUSBマルチディスプレイアダプタとして初めてフルHD/WUXDAの高解像度に対応しているのが特徴。
主な仕様は、本体はサイズが45(W)×75(D)×20(H)mm、重量は約41g(本体のみ)。パソコンとの接続はUSB 2.0、ディスプレイとの接続はDVI(DVI-I)となる(※DVIケーブルは別売)。また、別売のオプションとしてDVI→VGA変換アダプタやDVI→HDMI変換アダプタが用意されている。