ゴメス・コンサルティングが同社のWebサイトパフォーマンス測定ツール「Gomez Performance Network」で計測した「業界別サイトパフォーマンス動向」を発表した。
ゴメスはWebサイトパフォーマンスについて、業界別に定期的に測定をしているが、今回はいつもの業界別調査とは別に、日本国内でサービスを提供している検索サイト12サイトのトップページの表示速度を調査した(検索パフォーマンスではないことに注意)。
1位は、グーグルでもヤフーでもなく、マーズフラッグ。通常時の速さに加え、遅延が発生した際にも1.8秒台を1回記録するのみなど、「安定したサイト運用」が理由だという。3位のヤフーは、画像数が多い割には速く、「同様に画像数が多い一般サイトにおいてもサイトパフォーマンスを管理する上で、参考とすべきパフォーマンス管理ノウハウが多数実行されて」いると、ゴメスではレポートしている。
順位 | サイト名 | 表示速度(秒) | サイト稼働率(%) |
---|---|---|---|
1位 | マーズフラッグ | 0.224 | 100 |
2位 | グーグル | 0.374 | 100 |
3位 | ヤフー | 0.538 | 100 |
4位 | 百度 | 0.549 | 100 |
5位 | Bing | 0.795 | 100 |
/ | 12サイト平均 | 2.5 | 97.51 |
以下は、6位がエキサイト、7位goo、8位MSN japan、9位インフォシーク、10位Ask.jp、11位ライブドア、12位sagool.jp。
測定期間は、6月2日17時〜6月9日17時の1週間。測定条件は、国内2ヵ所のデータセンターから外部インターネット環境を通して各サイトのトップページ表示速度を計測した。ネットワーク環境は10Mbpsの回線を使用した。