今、iMacが売れている。国内販売店の実売データをまとめている「BCNランキング」では、2月末までは5〜7%のシェアだった国内デスクトップパソコンのシェアが、3月にいきなり15%まで上昇したという話もあった。この4月のBCNランキングを見ても、デスクトップの3位と4位がiMacだ(関連リンク、関連記事)。
春は新たな出発の季節。晴れて大学生になる人、新社会人になる人、転勤や転職などで環境が変わる人も多いだろう。心機一転、新しいマシンを調達しようとすると、普通ならWindowsマシンを買うところだが、iMacを選ぶ人も意外と増えているということだ。
そうした新しくiMacを手に入れた人々に、ぜひともお勧めしたいのがiMacとiPod touchを使った音楽生活だ。なぜiPodシリーズの中でiPod touchを選ぶのか? その理由は……
- スピーカー内蔵なので「ちょい聴き」したいときに便利
- 単体でiTunes Storeから音楽を買ったり、ポッドキャストを入手できる
- 写真やビデオを持ち出して大画面で見られる
- アプリを購入してゲームなどを遊べる
- iMacのリモコンとして使える
といった具合だ。基本となる音楽の部分では、ほかのiPodでも十分目的を果たしてくれるが、それ以上の楽しさを求めるとiPod touchのほうが断然上だ。
今回は、そうしたiMac+iPod touchの音楽生活を始めるにあたって覚えておいた方がいいスタートアップ術と、iPod touchのリモコン化についてまとめていく。続く次回は、iTunesを活用した家庭内の音楽共有を取り上げよう。
急げ! 学生やその関係者が買うなら11日までがお得
毎年アップルは、春になると学生向けの特別割引を用意している。今年はMacとiPodを同時に購入すると、Mac本体に学割を適用したうえ、さらに1万7800円を値引きしてくれるという「Mac & iPodキャッシュバックキャンペーン」を11日まで実施中だ(関連記事)。
対象となるMacは、iMac/MacBook/MacBook Pro/MacBook Air/Mac Pro。iPodは、iPod nanoとiPod touch。
iPod touchなら、iMacとiPod touchの8GBモデルを同時に買うと、ちょうどiMacの学割とキャッシュバック分でプラマイゼロになる。例えば、24インチiMac 2.66GHz(15万8800円)とiPod touchの8GBモデル(2万7800円)を買うと、通常は18万6600円かかるが、学割価格(14万8800円)で本体を手に入れて、キャッシュバックを受ければ15万8800円、つまり元のiMacのお値段で両方が手に入るということだ。
「なぁんだ、結局学生以外は関係ないじゃん」と思った方、よーく目を凝らしてキャンペーン情報を見てほしい。「キャンペーン対象」の欄には、学生や教職員に混じって「PTA役員の方」も対象になっている。つまり、子どもが学校に通っている家庭のお父さん、お母さんにとってもお得に購入できるチャンスはある。キャンペーンの締め切りが迫っているので、関係する人でMacを買う予定がある人はお早めに!