イラストコミュニティーサービス「pixiv」を運営するピクシブは31日、ウェブマガジン「ピクシブ通信」の創刊を発表した。正式オープンは4月20日で、本日からβ版サイトをプレオープンしている。「週刊ファミ通」を刊行するエンターブレインと共同のサービスだ。
pixivの利用者は現在70万人超、イラストの総投稿数は300万点を超えている。だが、その一方で投稿数のボリュームが増える一方で「輝くべき才能が埋没してしまうのではないか」という懸念もある。
ピクシブ取締役の片桐氏はその点について、サイトのエントリー内で「ネット(pixiv)上だけに絵がアップされていて、そこに行かないと見られないという状態は、僕の中ではあんまり良い状態だとは思っていないんです」と語っている。
ピクシブ通信を通じて「その場(pixiv)に集まった人たちが、次のフィールドにどういくのかを模索してあげたい」。投稿漫画家・とがわkや塩味電気など多彩な才能を生み出してきたファミ通とタッグを組むことで、pixivがどう発展していくのか今後に期待したい。
