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W44K

W44K

2007年01月10日 00時30分更新

文● 編集部 橋本 勝

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W44K

KDDI/京セラ

オープンプライス
(実売価格:新規1万円台後半~2万円台前半)

人はなぜ、薄いケータイに魅せられるのか

ディスプレーを開いた状態
ディスプレーを開いた状態の「W44K」。

 薄さを売りにするケータイが各社からも続々登場しており、人気を博しているという。基本的には薄いほうが胸ポケットなどに入れてもかさばらず、その意味で使い勝手がいい。さらに薄いほうがスタイリッシュであり、使っている自分も周囲からスタイリッシュに見られるのではないか、というある種の錯覚も期待してしまうのでないかと思う。ただし、薄型ケータイは機能を削って薄さを実現しているものが多く、必要な機能や欲しいと思う機能が搭載されていなければ、いずれ後悔することにもなりかねない。その意味では、KDDI(株)のau携帯電話機「W44K」(京セラ(株)製)はなかなかバランスがとれている。

 W44Kは、WIN対応機種では最薄となる15.3mmを実現した携帯電話機だ。ちなみに、ほかのキャリアーの端末と比較すると、(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモの“FOMA”で最薄なのは米モトローラ社製の「M702iS」(12月14日発売)で、その厚みは14.9mm。ソフトバンクモバイル(株)では、韓国サムスン電子製の「XS SoftBank 707SC」が最薄で約11.9mmとなる。ちなみにソフトバンクでは、同じサムスン電子製の「706SC」(12.3mm)と「705SC」(12.9mm)、パナソニックモバイルコミュニケーションズ製「705P」(14.8mm)などが15mmを切る薄さを実現している。



本体左側面
本体左側面。中央の蓋の中にはACアダプタ用コネクタがある。
本体右側面
本体右側面。中央のボタンでFMラジオチューニングや音楽再生操作などが行なえる。その右はヘッドフォン端子。
厚さの計測
ディスプレーを閉じた状態の本体の厚さは実測でも約15mm。
本体右側面アップ
右側面操作部のアップ。手前にはmicroSDカードスロットが見える。
底面本体底面。上部カメラの左右にある細長い穴はステレオスピーカーだ。

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