グラフテック(株)は24日、コンシューマー向けカッティングマシン『Craft ROBO CC200-20』を10月3日に発売すると発表した。価格はオープン。
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『Craft ROBO CC200-20』 |
カッティングマシンは、パソコンでデザインした文字や図形の通りに、紙やフィルムを切ることができる周辺機器。ペーパークラフト/立体グリーティングカードなどからオリジナルTシャツ/ユニフォーム/トールペイントのステンシルの作成、砂を吹きつけて模様を彫るサンドブラストのマスキングフィルム、POP、メニュー、掲示物の作成など、さまざまな用途に利用できる。
『Craft ROBO CC200-20』は、2004年2月に発表した『CC100-20』の後継機種で、付属ソフトの操作性を改善したほか、仕様を強化し、併せて低価格化を図ったモデル。カッティング範囲は最大200×1000mmで、用紙幅はA4サイズに対応(セット可能用紙幅は最大260mm)。カッターは1本で、“ボールペンプランジャ”に交換すれば市販のボールペンを利用した描画も可能。カッティングフィルム(素材0.1mm以下/台紙を含む厚さ0.3mm以下)のほか、ケント紙(157g/m2)、画用紙、はがき、スクラップブッキング用紙、インクジェットフォト用紙などのカットも行なえる。
アプリケーションとして、描画機能や画像/テンプレートの挿入が行なえる『ROBO Master』、米アドビシステムズ社のIllustratorやカナダのコーレル社のCorelDRAWなどのドロー系グラフィックスソフトで作成したデータを直接出力するためのプラグイン『Cutting Master2 for CraftROBO』が付属する。ROBO MasterはWindows XP/2000対応で、Cutting Master2 for CraftROBOは、Windows XP/2000とMac OS X 10.2以上に対応する。また、専用ウェブサイトでは、テンプレートデータや最新ソフトのダウンロードのほか、専用サプライ品の購入なども行なえる。
インターフェースはUSB 2.0(Full Speed)。本体サイズは幅397×奥行き150×高さ112mm、重量は2.5kg。電源はACアダプター(DC24V出力)を利用し、消費電力は最大28W(待機時10W)。
