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ニコン、画像処理/編集ソフト『Capture NX』と閲覧ソフト『Nikon View Pro』を発表

2006年02月21日 22時48分更新

文● 編集部

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ニコンカメラ販売(株)は21日、画像処理/編集ソフト“フォトフィニッシングソフト”『Capture NX(キャプチャー エヌエックス)』を5月に、高速画像閲覧ソフト『Nikon View Pro(ニコン ビュー プロ)』を4月28日に発売すると発表した。価格はオープン。

画面イメージ 製品パッケージ
画面イメージ製品パッケージ
『Capture NX』

『Capture NX(Ver.1.0)』は、現行の画像処理/編集ソフト『Nikon Capture 4』に、米Nik Software社が開発した“U Point(ユーポイント)テクノロジー”を搭載したのが特徴。U Pointテクノロジーによる“Control Point(コントロールポイント)”を利用することで、画像の任意の場所にポイントを置けば、複雑な選択ツールやレイヤーを使わなくても思い通りの画像編集が行なえるという。コントロールポイントには、基本設定で4本(サイズ/明るさ/コントラスト/彩度)のスライダーが利用できる“カラーコントロールポイント”が用意されているほか、画像のダイナミックレンジを決めるのに役立つ“ブラックコントロールポイント”“ホワイトコントロールポイント”や 、写真の色かぶりを補正する “ニュートラルコントロールポイント” 、赤目を補正するための“赤目補正コントロールポイント”などが用意されている。そのほか、画像に施した編集/調整などの操作をエディットリスト(Edit list)として記録し、削除/変更/複製などを行なうことも可能。選択ツールも“選択ブラシ”、“なげなわと選択ツール”(4種類)、“選択範囲グラデーション”、“塗りつぶし/削除ツール”が追加されている。

同社製デジタルカメラのRAWファイル(NEF:Nikon Electronic Format)やJPEGファイルなどが行なえる。対応OSはWindows XP/2000 Professional、Mac OS X 10.3.9以降。対応機種はPentium III-1.0GHz以上(Pentium 4-2.0GHz以上推奨)と256MB以上(1.0GB以上推奨)のメモリーを搭載したPC/AT互換機、PowerPC G4/G5と256MB以上(1.0GB以上推奨)のメモリーを搭載したMacintosh。

ちなみに、製品名の“NX”は、「Nexus(ネクサス=結びつき)やNext Stage of digital photography(次世代の新しいデジタル写真)をイメージした名称で、ニコンのカメラ、レンズ、スピードライト、アクセサリー、そしてソフトウェアなどを有機的に結びつけるツール」を意味するという。

画面イメージ 製品パッケージ
画面イメージ製品パッケージ
『Nikon View Pro』

『Nikon View Pro』は、独自アルゴリズムを採用することで、サムネイル表示/全体表示/拡大表示などを高速化したのが特徴。カメラ名/撮影日/撮影場所などの情報を IPTC(国際新聞電気通信評議会)情報に付加したり、選択した画像をマーキングしてソートしたりといったことも可能。表示モードには、フォルダーに含まれる画像のサムネイルを表示する“サムネイルモード”、100%または50%のスケールで画像を表示する“1画像表示モード”、1画像を固定し、もう1画像を入れ替えて比較できる“上下2画像比較表示モード・左右2画像比較表示モード”、ウィンドウの枠を表示しない“フルスクリーン表示モード”が用意されている。FTP転送にも対応している。

対応OSはWindows XP/2000 Professional、Mac OS X 10.2.8/10.3.9/10.4.4。対応機種はPentium III-1.0GHz以上と512MB以上(1.0GB以上推奨)のメモリーを搭載したPC/AT互換機、PowerPC G4-1.0GHz以上ど512MB以上(1.0GB以上推奨)のメモリーを搭載したMacintosh。

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