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ニコン、画質比較用の動画再生ソフト『Ns YUV Player』を発売

2006年04月24日 21時51分更新

文● 編集部

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(株)ニコンシステムは24日、画質評価用に複数の映像コンテンツを同期再生できるフルHD(Full High Definition)対応の動画再生ソフト『Ns YUV Player(エヌエス ワイユーブイ プレーヤー)』を同日付けで発売すると発表した。価格は19万9500円。

画面1 画面2
『Ns YUV Player』の再生画面オプションの『客観評価プラグインソフトウェア』を利用すれば視覚的/数値的(PSNR値)に比較可能
『Ns YUV Player』

『Ns YUV Player』は、複数の映像コンテンツを同期して再生することで、画質の比較を効率的に行なうための専用ソフト。

3つ以上の映像コンテンツを、操作同期/フレーム番号同期/表示位置同期などで同期できるほか、YUVファイルに対応しているのが特徴。業務用途を想定しており、重ね合わせ比較表示やOnMemory再生、1/16~16倍速の可変速再生、Reverse再生、リピート再生、フルスクリーン再生、No Skip再生、ズーム表示、Track Bar機能、フレーム移動などの再生機能に対応。再生状態(1秒間のコマ落ち数/1回のコマ落ち合計/フレーム番号/ズーム倍率/再生速度)を確認するためのステータス表示にも対応している。そのほか、一度再生したファイルのフォーマットを記録することで同じコンテンツを再生する際の操作を簡略化する“YUV Rawフォーマット記憶機能”も用意されている。

対応ファイルフォーマットは、YUV RawとQuickTime(非圧縮YUV)で、カスタマイズ可能。YUVフォーマットは、4:2:2と4:2:0をサポートする。対応OSはWindows XP。対応機種はPentium 4-3GHz以上、メモリー1GB以上(2GB以上推奨)を搭載したPC/AT互換機。

同社では、用途によりカスタマイズに対応し、トータルソリューションとして提供するという。今後、動画ストリームの解析が行なえる『H.264解析ツール』と連携した『解析ツール連携プラグインソフトウェア』や、リファレンスデータと画質を比較する『客観評価プラグインソフトウェア』などのプラグインを6月に発売する予定としている。

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