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大日本印刷、プロジェクター用透明スクリーン“Crystal Illusion Screen”を販売

2005年07月13日 16時02分更新

文● 編集部

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大日本印刷(株)は12日、プロジェクター用透明スクリーン“Crystal Illusion Screen(クリスタル・イリュージョン・スクリーン)”の販売を9月に開始すると発表した。スクリーンメーカーなどに部材として販売するほか、一般企業へのシステム販売などを行なう予定としており、同社と100%子会社のDNP Denmark社がワールドワイドで販売する。

“Crystal Illusion Screen”
“Crystal Illusion Screen”

“Crystal Illusion Screen”は、プロジェクターからの映像光だけを効率良く反射する特殊な液晶材料をコーティングした透明フィルムで、ガラスやアクリル板に貼って使用する。室内光などは透過させるため、明るい場所でも鮮やかでくっきりとした映像を表示できるのが特徴。サイズは継ぎ目なしで最大75インチまで対応でき、リア投影型のホログラム式スクリーンの約50%のコストで製造できるという。

同社では、透明スクリーンに映像が浮かび上がるアイキャッチ効果が期待できるほか、スクリーンの背後にある展示物とプロジェクターの映像を同時あるいは交互に見せることで効果的なプレゼンテーションが行なえることから、企業のショールーム、美術館、博物館、展示会のブースなどでの利用を想定している。

同社では、透明スクリーンに加え、会議室やホームシアターなどターゲットとした反射型スクリーンの事業化も予定しており、2007年度には、両製品を合わせて150億円の売り上げを目標としている。

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