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ソニーマーケティング、薄型データプロジェクター『VPL-CX20』など4製品を発売

2005年06月27日 19時57分更新

文● 編集部

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ソニーマーケティング(株)は27日、本体の厚さが約52mmの薄型データプロジェクターとして、『VPL-CX20』と『VPL-CS20』を7月23日に、無線LAN対応の『VPL-CX76』と『VPL-CX86』を8月6日に発売すると発表した。価格はオープン。市場推定価格は、『VPL-CX20』が20万円前後、『VPL-CS20』が15万円前後、『VPL-CX86』が38万円前後、『VPL-CX76』が28万円前後。

『VPL-CX20』 『VPL-CS20』
『VPL-CX20』『VPL-CS20』

『VPL-CX20』は、本体サイズを幅273mm×奥行き210×高さ52mm、重量を約1.9kgに薄型化したのが特徴。0.63インチXGA液晶パネル×3枚を利用する3LCDパネル/3原色液晶シャッター方式を採用し、レンズは(f=18.8~22.6mm/F1.6~1.94、1.2倍電動ズーム)を搭載しており、40~300インチのサイズの投影が可能。光源は165W UHPランプを内蔵し、輝度は2000ルーメン。電源ボタンを押すと、プロジェクターを使用する前に、本体の傾きに合わせて歪み補正(縦)を行ない、電動フォーカスの調整と入力信号の判別を自動で行なうアドバンスドインテリジェントオートセットアップ機能を搭載している。

入力端子は、独自仕様のAVマルチ(コンポジットビデオ/S-Video/オーディオ)と、アナログRGB&コンポーネント(ミニD-Sub15ピン)を装備する。カラー方式は、NTSC、PAL、SECAM、NTSC4.43、PAL-M/-N、PAL60をサポートし、ビデオ入力時の解像度は750TV本。アナログRGB入力時の最大解像度は1024×768ドットで、SXGA+まで縮小表示可能。スピーカーはモノラル(最大1W)を内蔵。消費電力は最大220W(スタンバイ時0.8W)。ボディーにはアルミニウムを採用している。

『VPL-CS20』は、液晶パネルの画素数をSVGA(800×600ドット)にしたエントリーモデル。ビデオ解像度が600TV本、アナログRGB入力の解像度が800×600ドットとなるほかは、仕様は同等。

『VPL-CX76』 『VPL-CX86』
『VPL-CX76』『VPL-CX86』

『VPL-CX76』は、0.79インチXGA液晶パネル×3枚を採用した3LCDパネル/3原色液晶シャッター方式のプロジェクター。パソコン内の画像や資料を無線LANを利用してワイヤレスで転送する“Air Shot(エアーショット)”機能を搭載しているのが特徴。ネットワークや無線の設定を行なわずに利用できるシンプルモードも用意されている。光源は165WのUHPランプで、輝度は2500ルーメン。レンズはf=23.5~28.2mm/F1.6~1.78の電動ズーム/電動フォーカス対応で、投影サイズは40~300インチ。解像度はビデオ入力時が750TV本、アナログRGB入力時は1024×768ドット。カラー方式は、NTSC、PAL、SECAM、NTSC4.43、PAL-M/-N、PAL60に対応。入力端子は、コンポジットビデオ、S-Video、アナログRGB&コンポーネント(ミニD-Sub15ピン)、オーディオ(ステレオミニジャック)を搭載しており、拡張スロットはワイヤレスLANカードスロットとメモリースティックスロットを装備する。メモリースティックを利用して、パソコンを使わずにプレゼンテーションを行なうことも可能。本体サイズは幅298×奥行き243.5×高さ69mm、重量は約2.9kg。スピーカーはモノラル(最大1W)を内蔵。消費電力は最大240W(スタンバイ時9W)。

『VPL-CX86』は、光源を190WのUHPランプに変更し、輝度を3000ルーメンにアップするとともに、アナログRGB専用の入力端子と出力端子、オーディオ出力(ステレオミニジャック)を追加した最上位モデル。そのほかの基本機能は同等。本体サイズは幅328×奥行き238.8×高さ92.6mm、重量は約3.8kg、消費電力は最大280W(スタンバイ時7W、“低”設定時0.5W)となる。

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