まさに暴落状態となっていたメモリ価格。先週末は、まさにメモリを買い求める客でごった返したアキバだが、今週末にはさらなる衝撃が待ち受けていそうだ。なんとPC3200(DDR400)対応1GBモジュールが1万円割れするというのである。
アークではV-DATAチップ搭載品を販売する予定。写真は同チップ搭載の別製品 |
1万円割れでの販売を予告しているのはアーク。製品は「おそらくV-DATAチップ搭載品」ということだが、現時点では詳細は不明だ。ただし、9000円台での販売は確実に行なうとしているので、ついに“DDR3200 1GB=1万円時代”が到来することになりそうだ。ちなみに先週の最安値は1万1100円。今年2月2日時点では1万7535円、昨年10月5日時点で2万998円(ともにサハロフ佐藤のアキバ定点観測より)となっていた。なお、これとは別にHynix純正のPC3200(DDR400)対応1GBモジュールも先週より安くなりそうとのこと。「正確な価格は未定」としながらもこちらも特価で販売する予定だという。
一方、パソコンハウス東映もHynix純正のメモリモジュールを先週よりも安く提供するとアナウンスしている。同ショップによるとPC3200(DDR400)対応1GBモジュールが1万800円、PC3200(DDR400)対応512MBモジュールが5480円、
PC2-4300(DDR2 533)対応1GBモジュールが1万1500円、PC2-4300(DDR2 533)対応512MBモジュールが6100円としている。メモリの価格の“春の嵐”は、今週末も吹き荒れそうだ。
パソコンハウス東映がアナウンスしているHynix純正のメモリ価格 |