2005年のアキバニュースのなかで、どの記事が印象に残っているだろうか? ここでは月別のベスト3をピックアップしてみた。今年はヨドバシカメラ マルチメディア Akibaのオープン、OVERTOPとぷらっとホームの閉店、おでん缶の大フィーバーといった世相を反映した記事が目立っている。
1月
アキバのパーツショップの老舗の1つ、OVERTOPが2月末をもって閉店となることになった。11日付けで、同店ウェブサイトのトップページには告知が掲載されている。
第2日加石油ビル(千代田区外神田3-11-5)の1階と2階で営業している同店だが、どちらのフロアも閉店となる。秋葉原に5店舗をかまえるゲームショップ、メッセサンオーの系列店である同店だが、これによりメッセサンオーは自作パーツ販売からは完全に撤退するという。
OVERTOPビル |
2月
閉店することとなったOVERTOPで、閉店セールが行われている。これから月末にかけて、PCパーツを中心にまさに売りつくしのセールとなるようだ。
セール品は1階で販売されているPCパーツが中心。価格も、かなりの安値。ケーブルやファンといった小物から、マザーボードやメモリなど、ほぼ全ての製品が特価で販売されている。
OVERTOPの閉店セール |
3月
いわゆるエルゴノミックキーボードは数あれど、まさに究極と言えそうな製品、DataHand Systems製「Professional II-PS2 Mouse Small Palm Pads」が登場した。一定のポジションに手を置いたまま、指先をわずかに動かしスイッチを操作するだけで入力が可能というもの。通常のキーボードに見られるようなキーは一切なく、その形状はすでに“キーボード”とはかけ離れている。
DataHand Systems製「Professional II-PS2 Mouse Small Palm Pads」。もはやキーボードとは言い難いスタイルだ |