4月にメモリ価格を調査したが、そのときから価格の下落が止まらない。とくに値下がりが激しいのがDDR2-4300対応1GBメモリだ。前回の調査では、もっとも安いところでも1万2000円台だったものが、今回の調査では9000円台が3店舗に! またDDR2-4300 512MBメモリも各ショップの最安値で比較すると前回から2000円近く下落しており、現在は3000円台で購入が可能だ。現在販売されているDDRとDDR2メモリの価格を比較すると、DDR2-4300対応1GBメモリがDDR-3200対応1GBメモリに比べて1000円ほど高くなっているだけで、あとはほぼ同額と言ってもいいだろう。
こんな状況に各ショップの店員もあきれ顔だ。「もうね、本当に飽きているんですよ。いい加減下げ止まってもらったほうが、売る側としても価格表の訂正などをしなくてもいいから楽なんですけどね」とあるショップ店員は語る。ただ、スポット価格の下落は鈍化しているらしく「以前は100円単位だったものが、最近では10円単位で変化するようになった」という声も聞かれるが、まだ下げ止まらないというのが各ショップの見解だ。3月後半から続いている“メモリ祭り”は今後どのようになるのか、動向を見極める必要があるだろう。