このページの本文へ

マイクロソフト、Windows Server 2003用の仮想サーバーソフト『Microsoft Virtual Server 2005 日本語版』を発売

2004年11月24日 21時49分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

マイクロソフト(株)は24日、Windows Server 2003日本語版上で仮想的なハードウェア環境を構築する仮想サーバーソフト『Microsoft Virtual Server 2005 日本語版』の販売を12月1日に開始すると発表した。『Virtual Server 2005 Standard Edition』と『Virtual Server 2005 Enterprise Edition』の2種類をラインアップし、ボリュームライセンスとパッケージの形態で販売する。同日付けで評価版の無償ダウンロードサービスも開始する。

Standard Edition Enterprise Edition
『Microsoft Virtual Server 2005 Standard Edition 日本語版』『Microsoft Virtual Server 2005 Enterprise Edition 日本語版』
製品パッケージ

『Microsoft Virtual Server 2005 日本語版』は、仮想的なハードウェア環境を、ホストOSのWindows Server 2003上にバーチャルマシンとして構築することにより、旧サーバー製品を含む複数のOS(ゲストOS)をそれぞれ独立して1台のサーバー(ハードウェア)で利用できるようにするソフト。

旧OSのレガシー環境と互換性を持つため、レガシーアプリケーションの移行(リホスティング)やサーバーの統合などによるシステムの運用効率の向上や、ソフト開発やテストも効率的に行なえるようになるとしている。ゲストOSとして、Windows Server 2003, Enterprise Edition(32bit版)/Standard Edition/Web Edition、Windows 2000 Server/Advanced Server、NT 4.0(SP6a以上)をサポートする。自動移行を支援するツール『Virtual Server 移行ツール キット』もダウンロードで無償提供するという。

対応OS(ホストOS)は、Windows Server 2003, Datacenter Edition(32bit版)/Enterprise Edition(32bit版)/Standard Edition、
Windows Small Business Server 2003 Premium Edition/Standard Edition。対応機種は、550MHz以上(1GHz以上推奨)のx86互換プロセッサーを搭載したPC/AT互換機。Standard Editionは4プロセッサーまで、Enterprise Editionでは32プロセッサーまでサポートする。

推定小売り価格は、Standard Editionのパッケージ版が9万9800円、パッケージ アカデミック版が5万800円、ライセンスはOpen Business Licenceが8万9500円など、Enterprise Editionは、パッケージ版が21万1000円、パッケージ アカデミック版が10万7000円、Open Business Licenceが19万円など。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン