デル(株)と日本オラクル(株)は、Oracle Database 10gと同製品のクラスタリング技術『Oracle Real Application Clusters 10g』に最適化されたデルのサーバ/ストレージ製品に、導入サービスを組み合わせたOracle 10g クラスタリングソリューションパッケージを発売し、両社共同で販売活動を行うと発表した。
『Oracle 10g クラスタリングソリューションパッケージ』は、Enterprise Editionでのみ導入可能であったクラスタ構成がOracle Database 10gではStandard Editionでも4CPUまで利用可能となったことを受け、中堅、中小企業システムの導入を検討されるユーザー対象として提供。4CPUまでのクラスタ構成に最適化した検証構成に、デルの技術コンサルティング部門“デル・プロフェッショナル・サービス事業部(DPS)”が提供する導入サービスを組み合わせることで、導入前のシステム検証や導入時の複雑な作業を行うことなく短期間かつ低コストで無停止型システムを構築することがでる。
『Oracle 10g クラスタリングソリューションパッケージ』は、負荷分散を図り、障害からの早期復旧を実現するために、2台のPowerEdgeサーバをネットワークで接続し、クラスタ構成をとっている。OSは、Red Hat Enterprise Linux 3.0または、Microsoft Windows Server 2003(近日対応予定)から選択可能。