USB2.0接続によりモニタ出力が可能というユニークな製品「サインはVGA」 | D-sub15ピンのVGA出力を装備 |
PCケースフレームキット「Lubic」の取り扱いでお馴染みの海連から、セカンダリモニタ出力を持たないPCでもデュアルモニタを可能にするというユニークな製品が近々登場予定となっている。製品名は「サインはVGA」。かなり恥ずかしいネーミングだが、機能は極めてユニークだ。
PCに接続すると“USB2.0 VGA DEVICE”として認識 | 搭載チップやメモリ容量などは不明だ | |
手軽にデュアルモニタが可能となる | PC本体のUSBポートに接続し、モニタにつなげれば、デュアルモニタが可能 |
青いプラスチック製の本体は、D-sub15ピンのコネクタを装備し、反対側からUSB2.0ケーブルが伸びているという単純なもの。これをPC本体のUSBポートに接続し、セカンダリモニタにつなげれば、デュアルモニタが可能となる。本体内部は透明となっているが、搭載チップはヒートシンクと思われるカバーのため確認はできない。また同社ウェブサイトや資料によると、対応解像度は16bit/1024×768、32bit/800×600、32bit/640×480となっている。
現在デモ中のアークで試用したところ、特に動作上の問題は見られなかった。ただし、対応解像度は高いとは言えないためゲームなどの用途に使用するのは難しいとのこと。それでも手軽にデュアルモニタが可能となる珍しいアイテムで、使う人によっては便利なものとなるかもしれない。6月下旬の入荷を予定しているのはアーク、OVERTOP、高速電脳で、予価は約1万円とのこと。
【取材協力】