“i865PE”を搭載するPentium 4マザー「EP-4PDA5+」。ここまでなら特に変わったところはなさそうだが… |
EPoXから、“i865PE”を搭載するPentium 4対応マザーボード「EP-4PDA5+」が発売された。South Bridgeは“ICH5(/R)”ではなく“ICH4”。もちろんインテルからは公式には発表されていない組み合わせで、あえて1世代前のSouth Bridgeへ後退させたという珍しい製品だ。
マニュアルより。South Bridgeは“ICH5(/R)”ではなく“ICH4” | “i865PE”+“ICH4”という組み合わせは公式のものではない | |
Silicon Image製Selial ATA RAIDチップ“Sil3114”を別途搭載 | パッケージにはこのドライバとメモリチップ用ヒートシンク8個が付属 |
“ICH5(/R)”と“ICH4”の主な違いは、USB2.0ポートの最大数(“ICH5(/R)”=8、“ICH4”=6)と、Serial ATAインターフェイスの有無(“ICH5(/R)”=2ポート、“ICH4”=なし)。「EP-4PDA5+」では、このうちUSB2.0ポートはバックパネル部に4ポート、マザーボード上のピンヘッダから引き出す形で2ポートと本来の“i865PE”の仕様に対し減少しているが、Serial ATAインターフェイスについてはSilicon Image製Selial ATA RAIDチップ“Sil3114”が別途搭載されており、4ポート装備されている。North Bridgeは“i865PE”であるため、FSB800MHz、PC3200(DDR400)DDR SDRAMに対応し、拡張スロットはAGP×1、PCI×5、DIMM×4。“Prescott”コアPentium 4への対応もうたわれている。IEEE1394は搭載しないが、Marvell製“88E8001”チップによるギガビットイーサネット、8チャンネルオーディオがオンボード。バックパネル部のインターフェイスはマウス/キーボード、シリアル、パラレル、光デジタルおよびコアキシャルのS/PDIF出力、USB2.0×4、ギガビットイーサネット、オーディオ×6。価格はアークで1万3280円。なおパッケージにはメモリチップ用ヒートシンクとドライバが付属する。
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