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バッファロー、セキュリティー設定専用ボタンを搭載したIEEE 802.11g無線ブロードバンドルーター『WBR2-G54』を発売

2004年03月09日 18時38分更新

文● 編集部

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(株)バッファローは9日、IEEE 802.11g準拠の無線LAN対応ブロードバンドルーター“AirStation G54”シリーズの新製品として、接続設定やセキュリティー設定を自動で行なう“AOSS”専用ボタンを装備したエントリーモデル『WBR2-G54』を発売すると発表した。3月中旬に出荷予定で、価格は1万5500円。無線LAN PCカード『WLI-CB-G54』とのセットモデル『WBR2-G54/P』も用意する。価格は1万6500円。

『WBR2-G54』 『WBR2-G54/P』
『WBR2-G54』『WBR2-G54/P』

『WBR2-G54』は、セキュリティー設定をワンタッチで行なえる新技術“AOSS(AirStation One-touch Secure System)”に対応しており、本体背面に用意されたAOSS専用ボタンと、セキュリティーの作動状況を確認できる“AOSSランプ”を搭載したのが特徴。無線LANのセキュリティー機能は、128bit/64bit WEP、ANY接続拒否、MACアドレス登録(最大64台)、WPA-PSK(TKIP)をサポートしており、AESにはファームウェアのバージョンアップで対応する予定。電波出力制限機能も搭載する。また、高速転送モード“フレームバースト”にも対応している。

“AOSSボタン”を搭載
セキュリティー設定がワンタッチで可能な“AOSSボタン”を搭載

有線LAN/WANは、VPNマルチパススルー(PPTP/IPsec)、アタックブロック(不正アクセス防止機能)、ダイナミックパケットフィルタリングなどをサポートする。WANポートは10/100BASE-TX×1、LANポートは10/100BASE-TX×4ポートを搭載し、Auto MDI/MDI-Xに対応。MACアドレステーブルは1024アドレス(セルフラーニング方式)。スループットは、SmartBits2000で42Mbps/実効29Mbps。電源はAC100VでACアダプターを利用する。消費電力は最大3.63W。本体サイズは幅76×奥行き155×高さ170mm、重量は410g。ダイバーシティーアンテナを内蔵しているが、外部アンテナも利用できる。

ユーティリティーCD-ROMとして、一度接続したネットワーク環境を記憶して、自宅/会社/無線LANスポットなどの異なるネットワーク環境を自動切り替えできるモバイルユーザー向け環境切り替えソフト『クライアントマネージャ Ver.2』が付属する。対応OSはWindows XP/2000/Me/98/95/NT 4.0。そのほか、初心者向けの導入解説ムービーや、設定ソフト『AirNavigator』も収録されている。

『WBR2-G54/P』に同梱の無線LAN PCカード『WLI-CB-G54』は、2.4GHz/54Mbps無線LANに対応したCardBus用の無線LANカード。セキュリティー機能は128bit/64bit WEPとRADIUSに対応。電源は3.3Vで、消費電力は最大2W。カードサイズは幅54×奥行き102×高さ5mm、重量は36g。ダイバーシティー方式のアンテナを内蔵する。対応OSはWindows XP/Me/2000/98 SE。

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