【特報!?】日本IBM、ThinkPad2000万台出荷記念の超特別限定モデル『ThinkPad 20M(仮称)』を開発――発表後15分あまりで消滅
2003年11月28日 22時27分更新
何の前触れもなく、プレス関係者に突然発表された『ThinkPad 20M(仮称)』 |
日本アイ・ビー・エム(株)は28日、神奈川県・大和市にある大和事業所にプレス関係者を集め、事業所内の見学会を開催し、その中で“超”特別限定モデルとして『ThinkPad 20M(仮称)』を披露した。ThinkPad 20Mは、ThinkPadシリーズの設計を行なう大和事業所のユーザーエクスペリエンスデザインチームが設計、東京・大田区のLaorange(ラ オランジェ)が製造したスウィーツ(デコレーションケーキ)で、世界で1台しかなく、お披露目の後は集まった記者たちの胃袋に収まった。
トラックポイントはm&m's
とてもうれしそうにThinkPad 20M(仮称)を解説する横井氏 |
PC製品企画&マーケティング事業部の横井秀彦氏は、
「パソコンのデザインチームが、まさかケーキの設計にもここまでこだわって仕上げてくるとは思っていなかった。スポンジ、クリーム、チョコレートなど、天然素材にこだわって作ったが、唯一クッキーで作ったIBMのロゴの青いMの字だけは、天然の着色料がなかったために、“ほぼ100%天然素材使用”になってしまった。従来のThinkPadと比べると、コンパクトさや堅牢性、メーカー保証期間(涼しい場所で半日程度)でも劣るが、唯一おいしく召し上がれるという最大の特徴があります。実はこの製品(?)は、ほかの事業部に内緒で作ったので、ばれたら(黙っておいしい思いをしてる! と)恨まれそうだなぁ」
と、満面の笑みでThinkPad 20Mを解説した。
パソコンのThinkPadシリーズと、スウィーツのThinkPad 20M(仮称)の違いをまとめたプレゼン資料 |
なお、大和事業所の見学レポートは改めて別の記事でレポートする。