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ピクチャーIQ、Macromedia Flashに対応した画像自動変換配信サーバー『PictureIQ TransForce Model 400』を発売

2003年07月01日 23時17分更新

文● 編集部

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ピクチャーアイキュー・ジャパン(株)は1日、ウェブサイトの画像をアクセスする端末に適した形式に自動変換して配信するアプライアンスサーバー“PictureIQ TransForce”の新製品『PictureIQ TransForce Model 400』の販売を同日付けで開始すると発表した。価格は600万円。販売は代理店を通じて行なう。

『TransForce Model 400』
『TransForce Model 400』

“TransForce Model”は、パソコンや携帯電話、PDAなどアクセスする端末に応じて、オリジナルの画像ファイルの画像サイズやフォーマットを最適化して自動配信するアプライアンスサーバー。今回発表した『PictureIQ TransForce Model 400』では、iモードの“505iシリーズ”に標準搭載されたMacromedia Flashに対応した。iモードの従来機種やau、J-フォンの携帯電話機など、Flash非対応端末からアクセスした場合も、FlashファイルをアニメーションGIF(iモード、EZweb向け)やMNG(Multiple-image Network Graphics、J-フォンのパケット対応機種向け)に変換して配信する。『PictureIQ TransForce Model 400』から配信された画像上に、ユーザーが自由にテキストを入力できる機能や、同製品に組み込まれている携帯端末の画像サイズや適切な色などの端末プロファイルを、最新の携帯電話や携帯情報端末が発売されるごとにインターネットを通じて自動的にアップデートする機能などを追加したという。

同製品の仕様は以下の通り。本体サイズが幅439×奥行き653×高さ43mm(1Uラックマウントサイズ)、重量が約12.7kgで、デュアル構成のPentium III-1.133GHz、1.28GBのSDRAM(PC133、ECC RDIMM)、18.2GB HDD(Ultra 160 SCSI)×2、10/100BASE-TXポート×2を搭載する。電源はAC100~127V。画像形式は、入力がBMP、GIF、アニメーションGIF、JPEG、PNG、PSD、TIFF、AVI(Motion JPEG 、無圧縮AVI)、SWF(Flash Lite/Flash4)、SVGに対応。出力がBMP、GIF、アニメーションGIF、JPEG、PNG、MNG、WBMP、SISに対応する。

5月1日以降に『TransForce Model 350』を購入したユーザーは、『TransForce Model 400』と同一のソフトウェアに無償でアップグレードできるサービスを用意する(通常アップグレード料金は90万円、無償アップグレード期間は『TransForce Model 400』発売後1ヵ月間を予定)。

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