新潟キヤノテック(株)は17日、キヤノン(株)のUSBプリンターに接続して有線/無線LAN対応にするためのプリントサーバー『NetHawk Wireless-Print11』(NH-WP11)を発表した。キヤノン販売(株)が3月14日に販売を開始する。価格は2万7800円。
『NetHawk Wireless-Print11』 |
『NetHawk Wireless-Print11』は、キヤノン製プリンターをUSBで接続し、有線/無線LANで共有するためのプリントサーバー。双方向通信に対応しており、ネットワーク経由で印刷の進捗状態やインク残量の確認などが行なえるのが特徴。メモリーカードスロットを装備したプリンターではメモリーカードの共有も可能。また、スキャナーやファクスの機能を搭載する“PIXUS MP”シリーズでは、パソコンからのファクス送信やスキャンなども行なえる。
インターフェースは10/100BASE-TXとIEEE 802.11b準拠の無線LAN、USB 1.1ポート×2を装備しており、2台までプリンターを接続できる。ネットワークプロトコルはTCP/IPで、無線LANのアクセスポイント機能を搭載しており、セキュリティー機能は128bit/64bit WEPに対応する。通信モードはアドホック(AdHocと802.11 AdHoc)/インフラストラクチャーモードに対応する。製品パッケージには、セットアップ専用ウィザードソフトと、設定/管理専用ユーティリティーが同梱される。
利用イメージ |
対応OSはWindows 98 SE/Me/2000 Professional/XP。対応機種は、レーザープリンターが“サテラ/レーザショット”のLBP-2410/LBP-1210/LBP-1120、“BJプリンタ”がPIXUS 950i/PIXUS 850i/PIXUS 550i/PIXUS 320i/PIXUS 50i/BJ F9000/BJ S6300/BJ 895PD/BJ 535PD/BJ S330、“BJプリンタ複合機”がPIXUS MP730/PIXUS MP700/PIXUS MP10/PIXUS MP5。