Leadtek、Abit、MSIに続きChaintechからもnForce2マザー「7NJL1」が発売された。今年8月に発売されたKT333マザー「7VJL」と同様、付属品盛りだくさんの豪華パッケージ「APOGEE」シリーズとしての登場だ。
セット内容は「7VJL」と変わらず、ヘッドフォン「Body Theater」、USB2.0ポートやサウンド端子をそなえた3.5インチベイ前面ポートアダプタ「CBOX」、IDE×2、FDD×1とひととおり揃ったスマートケーブル、サウンド出力ブラケット、今や珍しいしっかりしたケースに入った2枚組ドライバ/各種ソフトCDというもの。ボード本体も黒い基板に黄色のスロット、金色のチップクーラーとバックパネル部インターフェイスなど派手な外観で、黒・金・黄色でセット全体が統一されている。
チップセットはグラフィック機能のない“nForce2-ST”、拡張スロットはAGP(8X対応)×1、PCI×6、DIMM×3。その他はイーサネット機能と6チャンネルオーディオがオンボードとなっているほか、Serial ATAインターフェイス用と見られる空きパターンも見受けられいずれ搭載モデルが登場するものと見られる。
マニュアルによると、Vcoreは1.400Vから2.150Vまで(刻み幅は不明)、DIMM電圧は2.6Vから3.2Vまで0.1V刻みで、AGP電圧は1.6Vから2.0Vまで0.1V刻みで設定できるとされているが、FSBと倍率の設定に関しては記述がなく詳細は不明。価格はスーパーコムサテライトで1万5680円、コムサテライト2号店で1万5800円。基本的にシンプルな構成のマザーボードということもあるだろうが、セット内容を考えればお買い得な価格設定といえよう。
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