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SCN、海外ローミングサービス“GRICワイヤレス”を開始

2002年11月25日 18時06分更新

文● 編集部 矢島詩子

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ソニーコミュニケーションネットワーク(株)は25日、インターネット総合サービス“So-net”において、無線LANを利用する海外ローミングサービス“GRICワイヤレス”を12月5日に開始すると発表した。

“GRICワイヤレス”は米GRIC Communications社のローミングサービスを利用したサービスで、提供エリアは成田空港と、米国/オーストラリア/ニュージーランド/中国/香港/台湾/フィリピンなど国内外の684ヵ所(うち約400ヵ所は米国内)。成田空港を含む、海外の空港45空港やカフェ、ホテル、コンベンションセンターなどのホットスポットにおいて無線LANによるインターネット接続が利用できる。

利用できるのは“So-net”の個人および法人の接続会員(“電話コース”会員を除く)で、料金は1分40円の従量制。会員の各コースの月額基本料金には含まない。

利用にあたっては、IEEE802.11bに準拠した無線LANカード、および同様の無線LAN機能を内蔵したノートパソコン、無線LANカードを挿入するためのPCカードスロットを持つパソコンと、使用するパソコンにGRIC接続ソフトウェア『Mobile Office 4.0』(“So-net”会員向けの名称は『GRIC Mobile Office for So-net』が必要。このソフトは29日より“So-netの新サービス”(“GRICワイヤレス”のページ)にてダウンロードにて提供開始される予定。対応OSはWindows XP/2000/NT 4.0/98。

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