Iwillから、i845Eマザーボード「P4E」が登場した。拡張スロットはAGP×1、PCI×5、DIMM×2で、バックパネル部にS/PIDF端子をそなえるほか、IDE RAID機能がオンボードとなっており、ボード上にUSB2.0ポート1個を持つのが特徴だ。マニュアルを見るとシリアルATAインターフェイスを持つ「P4ES」というモデルの記述があるがこちらは未登場。ボード左下の空きパターンがシリアルATA用と思われる。
ボード上のUSB2.0コネクタ | シリアルATA用と見られる空きパターン |
FI Panel。CFリーダのみIDE接続であるのに注意 |
5インチベイ用カードリーダ「FI Panel」が付属するのもユニーク。対応メディアはコンパクトフラッシュ(CF)/SDメモリーカード/メモリースティックで、スマートメディアには非対応なのは残念なところ。このほかUSB(1.1/2.0×2ポート)、オーディオIn/Out端子もそなえている。
ただし、SDメモリーカード/メモリースティック用のケーブルを差すマザーボード上のコネクタは、「FI Panel」のマニュアルで説明されている位置とは別の所にある点は注意が必要。またコンパクトフラッシュ(CF)リーダのみはIDE接続となっている。
マニュアルではSDメモリーカード/メモリースティックリーダのコネクタはボード左上 | しかし実際はCPUの左にあるのがそれだと思われる |
オーバークロック関連の設定は、マニュアルにVcoreが1.100V~1.850Vの間で0.25V刻みで設定できるという記述がある以外は不明。価格はTSUKUMO eX.で1万5799円、高速電脳とT-ZONE.PC DIY SHOPで1万5800円と“オマケ”の分を考えるとなかなか魅力的なものとなっている。
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