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IwillのSerial ATA搭載Pentium 4マザーボード、i845G版も登場

2002年09月04日 00時00分更新

文● 水野

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P4GS

 先週発売されたSerial ATA搭載i845Eマザーボード「P4ES」に続き、同じくIwillからSelial ATA搭載i845Gマザーボード「P4GS」が登場した。i845G+Serial ATAの組み合わせはこれが初。



Serial ATA×1 Ultla ATA/133×2

 型番からは単に「P4ES」のi845G版という印象を受けるが、PCBデザインは全面的に改められており共通する個所はほとんどない。Serial ATAの実装方法も異なっており、「P4ES」がSerial ATAネイティブ対応のSilicon Image製コントローラチップ“Sil3112”により2チャンネルをそなえるのに対し、「P4GS」ではUltla ATA/133×2チャンネルを供給しているPromise製コントローラ“Promise 20275”をMarvell製チップ“88i8030”でSelial ATAに変換、1チャンネルのみをそなえるというもの。Serial ATAインターフェイスはUltla ATA/133のプライマリ側と排他使用となる。
 このほか空きパターンを見ると、“88i8030”をもう1つ、Serial ATAをもう3チャンネル、Ultra ATA/133をもう2チャンネル搭載できるようなレイアウトになっており、もしフル装備されれば大きな拡張性をもったマザーボードができることになる。アイウィルジャパンによると、Ultra ATA/133×4チャンネルに対応したPromise製チップを搭載するなど、実際に拡張性を高めたモデルも計画中とのこと。



パッケージ こちらはP4G

 拡張スロットはAGP×1、PCI×4(「P4ES」から1個減少)、DIMM×2。「P4E」でバックパネルにそなえられていたS/PIDF端子は省かれている。オーバークロック関連のBIOS設定に関しては詳細は不明だが、それほど“遊べる”製品というわけではなさそう。Serial ATAが省略されたバージョン「P4G」も同時に発売されており、どちらにも前面ベイインターフェイスパネル「FI Panel」が付属。価格はTSUKUMO eX.で「P4GS」が1万7979円、「P4G」が1万6799円となっている。



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