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クリップの固定にレバーを採用したSocketA/370用クーラーが登場

2002年07月12日 22時03分更新

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 ビデオカード用のチップクーラーやCPUクーラーなど冷却関連製品を中心に製品を作り続けるThermal Integration Technologyから、Socket370/A用CPUクーラーの新製品「TI-V86L」「TI-V77N」といった2種類が登場した。

 ヒートシンクやファンサイズなどは異なるが、両製品に共通しているのは固定方法。従来のSocketA/370用クーラーのサイドにレバーを設け、それを倒すことでしっかりと固定するといった、どちらかというとSocket478用クーラーに見られる固定スタイルに近い機構を採用しているのが特徴。ツメとクリップの高さの余裕がどれだけとってあるのかは不明だが、コンデンサがソケットまわりに密集していてクリップの締め付けが困難なマザーを使っている場合には役立ちそうだ。



TI-V86L
TI-V77N

 ちなみに、「TI-V86L」のサイズは83×70×46mmで、15mm厚60mm角のファンが搭載されている。回転数は4600pmで40dB。一方の「TI-V77N」のサイズは74×74×62mmで、25mm厚70mm角のファンを搭載。回転数3200rpm、28dBとなっている。
 両製品ともヒートシンクには真中に銅柱が埋め込まれており、アルミとのハイブリッド製品となっている。価格は「TI-V77N」がクレバリー1号店で3280円、WonderCityで3280円、「TI-V86L」がクレバリー1号店で2779円、WonderCityで2880円と比較的低価格で販売されている。

【取材協力】

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