このページの本文へ

NTT西日本、高速専用サービス“ギガデータリンク”の提供を開始

2002年06月21日 21時38分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

西日本電信電話(株)は21日、自治体や大企業向けに、複数拠点間の大容量(Gigabitクラス)のデータ伝送が行なえるサービス“超高速専用サービス”として“ギガデータリンク”を7月上旬から提供すると発表した。同日付けで総務大臣に料金の届け出を行なった。

利用イメージ図
利用イメージ

“ギガデータリンク”は、Gigabitクラスのリング型ネットワークを構築するサービスで、既存の専用線やデータ通信サービスでは対応できない要求に応えて提供するもの。2.4Gbps、10GbppのSONETリングを利用しており、回線故障などの際にSONETリング内の自動切替機能でルートを切り替えることができるため、信頼性の高いのが特徴。月額料金は、ネットワーク構成に応じて“月額料金=端末回線+取扱所伝送設備+中継回線+回線終端装置”で算出する。

料金区分の図
料金区分

“端末回線専用料”は、600Mbpsの端末回線の部分が1端末回線ごとに月額7万4000円、2.4Gbpsの端末回線の部分が1端末回線ごとに10万4000円。“取扱所伝送施設設備専用料”は、2.4Gbpsの中継回線用のものが月額基本料が64万円、加算料が28万円で、10Gbpsの中継回線用のものが月額基本料138万円、加算料が65万円。“中継回線専用料”は、基本料が1kmまでごとに月額1万2000円、加算料が2.4Gbpsでは1光信号増幅装置ごとに28万円、10Gbpsでは65万円。“回線終端装置専用料”は、基本料が、600Mbpsの端末回線用のものでI型(小容量のもの)が1台ごとに月額13万円、2.4Gbpsでは16万円などで、加算料は45Mbps(同軸インターフェース)用のものが1パッケージごとに1万7000円、150Mbps(光インターフェース)用と600Mbps(同)が9000円、2.5Gbps(光インターフェース)用が2万2000円。

サービスの提供地域は、NTT西日本のサービスエリア。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン