アジレント・テクノロジー(株)は21日、日本初の無線LANの相互接続および互換性に関する認定機関“Agilent Technologies Interoperability Certification Labs(インターオペラビリティ・サーティフィケーション・ラボ ICL)”を、6月下旬に、東京都杉並区のアジレント高井戸オフィス内に設置すると発表した。
同機関の認定試験を通過した製品には、無線LAN規格の標準化団体であるWECA(Wireless Ethernet Compatibility Alliance)の基準を満たしていることを示す“Wi-Fi(Wireless Fidelity)”のラベルをつけることができる。
当初はIEEE802.11b規格に準拠した認定を行なうが、IEEE802.11aに準拠した“Wi-Fi-5”の認定も予定している。これまで、WECAが認定するWi-Fiテストサイトは米国と英国のみであったが、今回、日本とシンガポールが新たに加わった。