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ペンタックス DIGIBINO DB100

ペンタックス DIGIBINO DB100

2002年06月15日 00時00分更新

文● アスキーPC Explorer編集部・行正 和義

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 画質としては、十分明るい屋外の被写体ならばかなりきれいに撮れるものの、前述のように光量が足りないとISO感度が上がり画像が荒れがちになるのが問題だ。彩度や輪郭の強調はあまり行われておらず、色合いは自然だ。

撮影サンプル1。1024×768ドットで撮影した画像を640×480ドットにリサイズおよびトリミングしたもの。曇りがちの天気だったため光量が足りず、シャッター速度を維持するため感度が上がり(ExifデータではISO560)、若干画像が荒れている。野鳥観察には7倍固定というのは少々物足りない倍率だが、10倍を超えると視野角が狭くなり観戦や観劇に向かないことを考えれば手頃な倍率と言える。

撮影サンプル2。1024×768ドットで撮影した画像を640×480ドットにリサイズおよびトリミングしたもの。晴天時での撮影で、十分な光量であるためシャッター速度は高め(Exifデータでは1/700)にもかかわらずISO100で撮影され、ノイズの少ない画像となった。

 不満としては、双眼鏡としてのみ使う際にもピントリングを回すために液晶パネル部分(フタ)を開かなくてはならないのが少々面倒だ。とはいえ、双眼鏡としてだけでも利用できるため、観戦や観劇に常に持って行って、残しておきたいシーンはすぐに撮影できるというのは本機ならではの便利な使い方だ。

ペンタックス DIGIBINO DB100の主なスペック
製品名 ペンタックス DIGIBINO DB100
撮像素子 1/3インチ有効80万(総85万)画素CCD
レンズ 光学7倍固定、f=37mm(35mmフィルムカメラ換算280mm)、F4
記録媒体 内蔵16MBメモリ
記録画素数 1024×768/640×480ドット
液晶モニタ 1.6型D-TFD(7万画素)
インターフェイス USB、ビデオ出力
電源 単3電池×2本、もしくはリチウム電池CR-V3×1本
本体サイズ 127(W)×69(D)×44(H)mm
重量 255g(本体のみ)

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