バルク品がごく少量現われては完売し、再入荷しては速攻で完売し……という状態が長らく続いていた薄型コンボドライブ。しかし先週18日(金)、TEACの“8/8/8/24”薄型コンボドライブ「DW-28E」が代理店の恵安によるリテールパッケージとして登場し、安定した流通が見込まれるという朗報が届いたのは記憶に新しいところ。
そしてその恵安から、今度は東芝製の「SD-R2102」とPanasonic製の「UJDA720」と2種類のドライブが同社のリテールパッケージ入りで同時に発売された。いずれも単体販売としては初登場となるもので、製品パッケージとしてはそれぞれの型番の先頭に恵安扱いであることを示す“K”の文字が加えられ、それぞれ「KSD-R2102」「KUJDA720」となっている。
いずれも「JustLink」搭載、とされているが…… |
もちろんどちらの製品も、速度は書き込み速度最大8倍速、書き換え速度最大8倍速、DVD-ROM読み出し速度最大8倍速、CD-ROM読み出し速度最大24倍速のいわゆる“8/8/8/24”。
このほか、パッケージに貼られたラベルではどちらのドライブもバッファアンダーランエラー防止機能として「JustLink」を搭載とされているが、両社のウェブサイトではそう明言されてはいないため詳細は不明。しかし、いずれにせよ何かしらのバッファアンダーランエラー防止機能が備わっていることは間違いない。
同梱ソフトはTEACのDW-28Eと同じく、ライティングソフト「B's Recorder GOLD」、パケットライティングソフト「B's Crip」の組み合わせ。
価格はKSD-R2102がコムサテライト3号店で2万4780円、コムサテライト2号店で2万7980円。KUJDA720若松通商LAN/PLAZAで2万4600円、コムサテライト3号店で2万4780円、コムサテライト2号店で2万7980円。
次々と8/8/8/24コンボドライブが一般流通に乗る背景には、ノートPCにおける流れが書き込み8倍速モデルに移行したことにあるのだろう。何はともあれ、入手しやすい薄型コンボドライブにまた新たな選択肢が加わったというわけだ。
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