出ては消え、入荷しては姿を消す薄型コンボドライブ。特にCD-R書き込み8倍速に対応する高速モデルの品不足は深刻で、アキバに“薄型コンボドライブ難民”を生むほどになっていた。今年の年明け早々にデビューしたTEAC製の“8/8/8/24”薄型コンボドライブ「DW-28E」も、ごく少量が一度流通しただけで、それ以後はとんと音沙汰なし。幻のドライブとでも言うべき製品となってしまっていた。
3カ月に渡って市場から姿を消していた「DW-28E」 |
それが、18日になって一部ショップに入荷。しかも、まとまった数が入ってきているから驚きである。入荷数以外にも、前回はバルク品だったのに対し、今回はPCパーツの代理店として知られる恵安のリテールパッケージ入りというのも大きな違いだ。恵安によると、今後は同社のリテール品として、一般に広く流通するというとしており、これは見逃せないニュースと言えるだろう。DW-28Eの本格流通により、悲劇的、絶望的ですらあった薄型コンボドライブの入手性は劇的に改善することになりそうだ。
ちなみに“復活初日”18日現在の段階で在庫を確認できたのは3店で、価格はOVERTOPで2万3500円、コムサテライト2号店とコムサテライト3号店で2万4780円。バルク品同様、ライティングソフト「B's Recorder GOLD」、パケットライティングソフト「B's Crip」を同梱している。
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