SonicBlueの人気ポータブルMP3プレーヤ「RioVolt」シリーズの廉価版モデル「RioVolt SP50」が登場した。
当初の発売予定日は12日。それが19日へ1週間延期されるという発表どおりの発売となった。
「SP100」から始まり、「SP250」「SP90」と曲面を主としたほぼ共通のデザインを通してきた既存のRioVoltシリーズに比べ、ごく普通のポータブルCDプレーヤのような平たい形状へと大きく様変わりしているのが目を引くところ。
現在のラインナップ上ではSP250が最上位モデル、SP90がその廉価版という位置付けで、SP50はさらにその下に位置し低価格な入門機の役目を果たすことになる。その分、MP3のみのサポートでWMAには非対応、ACアダプタは付属せず、(SP90と同様)日本語表示には非対応、ファームウェアのアップグレードは不可能…と、いくつかの機能が削減されている。そのほか、本体そのものもドライブの蓋の裏や側面のスイッチ類などを見るとどことなく安普請な印象があり、このあたりでもコストダウンが図られているようだ。
どことなくコストダウンの香りが漂う |
しかし、逆にいえば低予算で手っ取り早くCD-R/RWでMP3ジュークボックスを楽しみたい、という場合に必要な機能に絞り込まれており、入門機としては十分といえよう。
価格はOVERTOPで9400円、あきばお~伍號店で9799円、コムサテライト3号店で9800円となっている。
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