グローバルソリューション(株)は8日、企業向けインターネットVPNの設計・導入から運用までを総合的にサポートするサービス“VECTANTブロードバンドVPNサービス”を開始すると発表した。
“VECTANTブロードバンドVPNサービス”は、新規導入のほか、既存のプライベートネットワークの接続回線の広帯域化も行なえるサービス。インターネット接続回線には東日本電信電話(株)/西日本電信電話(株)のBフレッツおよびフレッツ・ADSLと同社が提供するEthernet接続回線の3種類を用意する。VPN機器には米ウォッチガードテクノロジーズ(WatchGuard Technologies)社のIPsecによる暗号処理機能とファイアーウォール機能を搭載する“Rapidstream RSシリーズ”を採用する。ネットワークを構成する機器と回線を一括管理することで、ネットワーク拠点の移設や拡張にも対応が可能となる。
同サービスでは、設計から機器や回線の調達、サービス開始までをサポートする“ブロードバンドVPN構築サービス”、機器・ネットワーク構成の一括管理と、ネットワークオペレーションセンターによる障害監視と対応によりプライベートネットワークの維持・管理を行なう“ブロードバンドVPNマネージドサービス”の2種類を用意する。
価格例は、フレッツ・ADSLタイプのアクセスサービスの初期費用が8000円、月額料金が7500円、Bフレッツ(ビジネス)タイプのアクセスサービスの初期費用が3万円、月額料金が9万9000円、運用費用が月額8000円から、構築費用は問い合わせとなる。