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Paint Shop Pro 7J

Paint Shop Pro 7J

2001年10月04日 23時51分更新

文● 伊藤裕也

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Paint Shop Pro 7J

P&A

1万4800円

P&Aが国内販売しているJASC社の定番2Dグラフィックスソフト「Paint Shop Pro」(PSP)がバージョンアップし、「Paint Shop Pro 7J」となった。今回のバージョンではさまざまな強化がされているが、特に注目すべきは、なんといっても「フォトレタッチ機能の強化」、「ドローイングツールの強化」の2点に尽きる。ここでは、これらのポイントを中心に紹介しよう。

本レビューはASCII DOS/V ISSUE 2000年11月号に掲載された記事に加筆修正したものです。

大幅に強化されたフォトレタッチ機能

メインウィンドウ
メインウィンドウは従来のバージョンのものとほとんど同じだ。ただ、よく見ると、ツールバーが再編され、特殊効果を呼び出すための「効果」が新たに増えている。
 最初の「フォトレタッチ機能の強化」についてだが、PSPでは今回のバージョンから、フォトレタッチのためのさまざまな機能を追加している。
 まず、カラーバランス/コントラスト/鮮やかさ、の各項目をごく簡単な操作でグラフィカルに設定できる自動調整機能を搭載したことが大きい。続いて、テレビのインターレース画像から奇数もしくは偶数フィールドを削除し、その部分を補完する「インターレース除去」をはじめ、「JPEG効果の除去」「モアレ除去」といった、不鮮明な映像を美しく見せるための機能も新たに装備されている。さらに、写真についたキズを補正する(ごまかす)「スクラッチの自動除去」や「フォーカス」「色あせの修整」「色合いの修整」「赤目修整」といった特殊効果も用意――と、フォトレタッチに関する便利なツールが揃っているのだ。



カラーバランスの自動設定
「カラーバランスの自動設定」では、わかりやすいインターフェイスで画像の色をお好みで調整できる。
 また、今回より「ヒストグラムの調整」機能も追加されている。これは明度、もしくはRGBいずれかの発色に関する微調整を行うための機能だ。たとえば明度の場合、暗くて見えにくいところの出力を上げてみたり、明るすぎる部分の出力を下げたり、また、出力のカーブを変えて中間域を圧縮したり、拡張したりと、さまざまな調整ができる。これらの処理は従来バージョンでも工夫すれば可能ではあったが、インターフェイスがいまいち使いにくかったため、実行をためらってしまうところがあった(もしくは機能に気づかないユーザーも少なくなかった)。今回追加されたヒストグラムの調整機能はインターフェイスもシンプルでわかりやすく、好感が持てる。
 もちろん、今回追加されたほかの機能も使いやすさは同様である。デジタルカメラで撮影したイメージをレタッチしたいライトユーザーから、絵にこだわりのあるユーザーまで、幅広く対応できるだだろう。従来のPSPでは、フォトレタッチに関してやや弱い面も確かにあったが、今回のバージョンアップでその印象は払拭されている。



ヒストグラムの調整
「ヒストグラムの調整」では明度はもちろん、RGBも個別に調整できる。

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