(株)つなぐネットコミュニケーションズは27日、既存の分譲マンション向けのブロードバンド常時接続サービス“e-mansion(イー・マンション)”の提供を9月1日より本格的に提供すると発表した。
サービスのラインアップは、棟内速度が128kbpsの“em-0”が月額1900円、1Mbpsの“em-1”が2900円、10Mbpsの“em-10”が4900円、100Mbpsの“em-100”が6900円。メールアドレスを5個、ホームページ容量が50MBまで利用できる。事務手数料が3000円。工事費負担金がHomePNA/VDSL(em-0/1/10)の場合1万7000円、Ethernet(em-1/10/100)の場合3万6000円となる。このほかモデムレンタル料が必要。上位のサービスへのアップグレードは無料となっている。
同社は9月の本格導入に先立ち、2001年始めから首都圏で検証を行なっており、現在、130棟のマンションの1万5000世帯へのサービス導入を進めているという。
なお、同社は、丸紅(株)、三菱地所(株)、東京建物(株)がマンション専用の高速接続サービスを提供するために5月に設立した会社。資本金は10億円で、出資比率は丸紅60％、三菱地所20％、東京建物20％。
